JC・JK流行語大賞上半期のランキングが発表 傾向は「今、この瞬間に集中することに熱狂」
JC・JK流行語大賞2023上半期が30日に発表され、『LE SSERAFIM』や『推しの子』、『スタジオツアー東京ハリーポッター』などが1位に輝きました。 【画像】ヒト部門1位に輝いたLE SSERAFIM JC・JK流行語大賞は、Z世代向けのマーケティング支援などを手がける会社が発表したランキングで、全国の女子中高生の選考結果をもとに、2023年1月~6月までのトレンドが、ヒト・モノ・バショ・コトバの4部門に分けてまとめられています。
■『LE SSERAFIM』や『蛙化現象』などが1位に
ヒト部門の1位に輝いたのは、元HKT48で元IZ*ONEの宮脇咲良さんが所属している韓国の5人組アイドルグループ『LE SSERAFIM』。人気の理由について発表元は「つらい練習生期間を乗り越えたパフォーマンスが“完成されていてかっこよすぎる”と多くの女子中高生の憧れの的となっています。キツいトレーニングを行う動画も公開されており、ダイエットのモチベーションになっている女子中高生も多いようです」と分析しました。 モノ部門では、『推しの子』が1位に輝き、2位にランクインしたのはリアルタイム写真共有アプリ『BeReal』。1日に1回投稿を行わないと、友人の投稿を閲覧することが出来ない仕組みで、写真はフィルターをかけられないため、友達のリアルが見られると話題となりました。 コトバ部門は、1位『蛙化現象』2位『なぁぜなぁぜ』3位『ちゅき』4位『うちゅくしい』と、主にTikTokで流行したコトバがランクインしました。『蛙化現象』について発表元は「元々は好意を持たれた瞬間に冷める現象の意味が派生し、現在は幻滅する行為全般を蛙化現象ということも多いようです。蛙化現象の真逆の意味を持つ相手のことがなんでも可愛く見える「蛇化現象」など新しい◯◯現象も続々と登場しています」とコメントしました。
バショ部門の1位は、遊園地・としまえんの跡地にオープンした『ワーナー ブラザース スタジオツアー東京‐メイキング・オブ・ハリー・ポッター』。ロンドンに次いで世界で2か所目となる、映画『ハリー・ポッター』シリーズの世界が再現された施設で、「コスプレして行きたい」という女子中高生の声が多かったといいます。