<橋本環奈>初めて見た“ちゃぶ台返し”「唐沢さんの返し方が鮮やかで…」 主演ドラマ「万博の太陽」 “人間洗濯機”制作した美術に感動も
◇当時の世界観「目に映るもの全てが新鮮」
そんな昭太朗とのシーンで「めちゃくちゃ面白かったです!」と振り返るのは、怒り心頭の昭太朗がちゃぶ台をひっくり返す一幕。「“ちゃぶ台返し”を初めて見ました。家にそもそもちゃぶ台がなかったですし、うちはどちらかというと亭主関白とは真逆の、ちゃぶ台を返すようなお父さんではなかったので……まさか生で見られるとは!」と笑う。
「唐沢さんの“返し方”がとても上手で、キレイにちゃぶ台の上のお皿とかが飛んでいきました。何回か撮り直せますというお話しだったのですが、一発で成功されていて! 鮮やかなちゃぶ台返しでした」
撮影のために、大阪万博の展示品の「人間洗濯機」を制作するなど、当時の世界観の忠実な再現を目指した今作。「美術部さんが(世界観を)徹底的に作り込んでくださいました」と語る。
「例えば、請求書を書くシーンでは、『この紙の使用はこの時代なかったよね』となって撮り直すこともありました。費用はすごく掛かったそうなのですが、撮影のために“人間洗濯機”も作ってくださいました。家のシーンの小道具なども含め、目に映るもの全てが新鮮でした!」
「万博にはこれまで縁がなかった」という橋本さんだが、今作の撮影を通して興味が湧いたという。
「“月の石”だったり、こんなものがあったんだ!と知ることが多かったので、実際に見てみたくなりました。今年、朝ドラの撮影で大阪に行くので、まずは太陽の塔を見に行きたいなって思っています(笑い)」
最後に今作の見どころを聞くと、「昭和生まれの方には懐かしいと感じていただける内容ですし、10代の子とかには新しい世界を見る感覚で楽しんでいただけると思います。全世代に楽しんでいただける、すごく明るいストーリーになっています!」とアピールした。