イタリア最強! ユベントス伝説の英雄(3)かっこよすぎ! 世界最高の男、その驚異の能力は?
イタリア・セリエAでタイトルを総なめにしているユベントス。今回はユベントスというクラブを彩った偉大な選手たちについて、フットボールチャンネル編集部が独自の方法で算出した能力値を紹介する。
MF:パベル・ネドベド(ユベントス/チェコ代表) 生年月日1972年8月30日(当時29歳) 02/03シーズンリーグ戦成績:29試合9得点 ユベントス リーグ戦通算214試合40得点 ユベントスでの主な獲得タイトル: セリエA(01/02、02/03)、セリエB(06/07) ユベントスの歴史において、最も重要な外国人選手といえるのがパベル・ネドベドである。チェコに生まれたネドベドは、スパルタ・プラハで名を上げてラツィオでの活躍を経てユベントスへ加入。クラブ史に名を残す選手となった。 ネドベドがレジェンドとなるきっかけのシーズンが基本データの対象となった02/03シーズンである。ユベントスへの加入2年目で完璧にフィットしたネドベドは、圧巻ともいえるパフォーマンスを披露。アシスト数は15を記録してチームのスクデット獲得の原動力となり、世界最高の称号を手にした。 能力値を見ると、「ドリブル」「パス」「テクニック」で90を超える最高クラスの評価となった。安定感抜群のドリブルでサイドを制圧し、抜群の精度を持つパス・クロスで決定機を生み出す。さらに「フィジカル」も80を超えており、無尽蔵のスタミナで上下動を繰り返して攻守に高い貢献度を約束する選手だった。 しかし、ネドベドという選手の最大の特徴は「テクニック」とともに最高値の92を記録した「IQ」にある。サッカー選手でなければ医師を目指していたという頭脳はピッチ上でも存分に発揮され、インテリジェンス溢れるパフォーマンスで数多くの栄光を手にした。