【皐月賞】コスモキュランダ 最善尽くし納得の2着 悔しさにじむ加藤士師「相手が強かった」
「皐月賞・G1」(14日、中山) 牡馬クラシック第1冠を制したのは、2番人気のジャスティンミラノ。2歳王者ジャンタルマンタルをゴール前でとらえ、コスモキュランダの追い上げを封じた。 弥生賞ディープ記念の覇者コスモキュランダが2着に力走。7番人気の評価に甘んじたが、中団からしっかりと脚を伸ばして存在感を示した。 テン乗りのモレイラは調教に騎乗してコンタクトを取り、レース映像もチェック。「長く脚を使えるイメージがあった。スムーズに、リズムよく運んで最後まで一生懸命走ってくれましたが、1頭強い馬がいましたね」。桜花賞に続くG1連勝は逃したものの、最善を尽くして納得顔だった。 戦況を見守った加藤士師も「勝ったかなと思いましたが、相手が強かった。レコード勝ちですものね。これ以上ない乗り方で負けてしまったので仕方がない」と悔しさをにじませつつも、今後に向けての確かな手応えをつかんだ様子。「いろんな競馬ができますね。距離は長くなった方がいいし、これからの方がいいんじゃないかな」と視線の先は既にダービーへと向いていた。