ルノー・カングー 400万台目の記念すべき個体 フランスの郵便業者ラ・ポスト社へ贈呈
400万台目のルノー・カングー
12月14日に、電動モデルのルノー・カングーEテックの鍵が、ラ・ポスト(フランスの郵便事業者)に贈呈され、この個体は、1997年の生産開始以降、モブージュで生産された400万台目のカングーであると同社は発表した。 【写真】フランス・モブージュ工場400万台目のルノー・カングーとその他カングーの写真をみる (102枚) ラ・ポストは、ルノーの歴史的な顧客のひとつで、1世紀以上にわたりフランスの郵便局は、フランス国内の郵便配達にルノーの小型商用車を使用してきたという。 モビリティの電動化のパイオニアであるラ・ポストは、1904年から電気自動車を使用し、現在ではルノーの100%電動LCVの開発と普及のための重要なパートナーであり、電気自動車をフリートとして活用する世界的なリーダーとなっていると述べた。 ラ・ポストは、1980年代にルノー・エクスプレスの電気自動車プログラムに加わり、2011年からはカングーZ.E.をはじめとする電気自動車を最も多く保有し利用する事業者となったという。ラ・ポストとルノーの関係は、何よりもまず素晴らしいパートナーシップであり、この分野の先駆者およびリーダーというブランドイメージの確立に、重要な役割を果たしてきたと付け加えた。 フランスで郵便車のルノー・カングーに使用された歴史的な黄色のボディカラーは、この色が特に人気を得ている日本の顧客にとっては象徴的な色となっており、2015年には「ラ・ポスト」というモデルが150台限定で販売された。 ■ルノーLCV部門上級副社長ハインツ・ユルゲン・レーヴ 「ルノー・ブランドの長年の顧客であるラ・ポストに、モブージュ工場で生産された 400万台目のルノー・カングーの鍵を贈呈できたことは大変光栄であり、両社の協力関係が100年以上も前に始まったとお伝えできるのは、大きな誇りです。さらに言えば、我々は多くの価値観を共有しています。どちらもフランスの国際的なモビリティ企業であり、お客様にますます革新的で持続可能なソリューションを提供することに尽力しています」