サザンオールスターズ、デビュー記念日に9か月ぶり新曲「恋のブギウギナイト」配信 「新宿野戦病院」主題歌
国民的バンドのサザンオールスターズが、7月3日スタートのフジテレビ系連続ドラマ「新宿野戦病院」(小池栄子・仲野太賀ダブル主演、水曜・後10時)の主題歌「恋のブギウギナイト」を務めることが22日、発表された。「Relay~杜の詩」(23年9月)以来9か月ぶりの新曲になり、デビュー記念日の25日午前0時に配信リリースされる。 【写真】「恋のブギウギナイト」を歌うサザンオールスターズ 同曲は、昭和から平成初期に流行したディスコサウンドと、令和のEDMサウンドを融合させたダンスナンバー。パンチのあるリズムトラックに懐かしさと新しさ、愉快さと切なさが入り混じったサウンド、情けない男の心情そ描いた歌詞、緩急自在の桑田のボーカルが印象的な楽曲になっている。 この日、レギュラーのTOKYO FM「桑田佳祐のやさしい夜遊び」で初オンエアされた。リスナーから制作秘話について聞かれた桑田は「制作したのは、去年の12月かな。とあるスタジオで作り始めて。4月の『(JAZZと歌謡曲とシャンソンの夕べ~)R60』のリハーサルと、本番を挟みながらですから。音源を変えたり、詞を書いて、歌入れして、コーラス録(ど)りをしていたら6月になっちゃって、みたいな感じがありまして」と説明。「今回は(サザンの楽曲に欠かせないキーボードの)片山敦夫さんのプレイ。彼はプロデューサーであり、プレーヤーでアリ、アレンジャーですから。彼の発想なくしては、できなかったし。プログラミングが非常に良かった」と周囲のサポートに感謝した。 同ドラマは宮藤官九郎氏脚本による初の医療ドラマ。新宿・歌舞伎町を舞台にした、笑って泣ける“救急医療”エンターテインメント。サザンがフジ系のドラマ主題歌を歌うのは「大奥~第一章~」(2004年)の「愛と欲望の日々」以来、実に20年ぶりになる。
報知新聞社