ヘルプマーク、意味知って 普及へ超党派議連を設立
超党派の国会議員でつくる議員連盟が2日、外見では分かりにくい障害などがある人のための「ヘルプマーク」の普及を目指し、設立総会を国会内で開いた。共同代表に就いた立憲民主党の川田龍平参院議員は「マークを知らない人がまだ多い。全国の人が意味を知った上で気軽に支援できる社会に向けて努力したい」と述べた。 ヘルプマークは赤地に白い十字とハートがあしらわれ、東京都が考案した。川田氏は「優先席にマークを付けた人が安心して座れる環境にしたい」と訴えた。 総会には与野党から約10人が出席。マークの普及と啓発に取り組む山加朱美東京都議から教育現場への導入状況などを聴取し、意見交換した。