10月14日上場!PHCホールディングス(6523)の実力診断
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パナソニックヘルスケアが前身で、2014年にファンドのKKRが子会社化。2017年には三井物産が資本参加、2018年にPHCブランドに変更した。 事業ドメインは3つで、1つ目は血糖自己測定システムなど糖尿病ケア製品、2つ目は臨床検査事業で診療所・病院向けの医療情報システム、3つ目は超低温フリーザーなどを扱う診断・ライフサイエンス分野で病理事業も展開。M&Aによる事業拡大にも積極的。 今後は糖尿病分野で先進国のシェア拡大と新興国での成長に注力、自社製品開発も強化。配当性向20%、年2回配当の方針。 今2022年3月期は糖尿病ケア商品の販売数量増に加え、健康診断など一般検査需要の市場回復が追い風。2021年買収会社も通期上乗せ。構造改革費用をカバーし、増収増益の見通し。金融収益を見込まず、税前利益は後退。 調達資金は借入金返済などに充当。比較銘柄はシスメックス(6869)やオリンパス(7733)、テルモ(4543)など。
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