伊香保温泉 石段街の新観光施設にぎわう 群馬・渋川市
群馬県渋川市の伊香保温泉では、石段街に先週オープンした観光施設に県内外から多くの人が訪れるなど、連休初日からにぎわいを見せています。 多くの観光客でにぎわいを見せているのが、新たな観光施設「IKAHO HOUSE166」です。温泉地を活性化させようと、地域の事業者などで設立したまちづくり会社「石楽」が、築100年以上という旧旅館に耐震工事やリノベーションを施し今月21日にオープンさせました。 コンセプトは「群馬を体感する」で、飲食フロアの2階に入る水沢うどんの店舗は平日でも数十組待ちとなるなど人気を集め、28日も県内外の観光客が伊香保名物の味を求めて列を作っていました。他にも焼きまんじゅうなどを味わえるカフェもあり、訪れた人が舌鼓を打っていました。また3階では県内の作家が手掛けた雑貨や衣類が購入できる他、だるま工房やこけし工房が入り、絵付け体験も行えます。 昨年度の年末年始、伊香保温泉には6日間で約2万7000人が訪れていて、渋川伊香保温泉観光協会は、「連休が長いことしは、より多くの人が訪れることを期待している」としています。