国内女子ツアーは早くも3戦目、Vポイント×ENEOS今年の注目選手は? 【JLPGAトーナメント観戦ガイド】
2月末に開幕したJLPGA。明日から3戦目となるVポイント×ENEOSゴルフトーナメントが開催となる。昨年大会のプレーバックから会場へのアクセスまで、観戦に役立つ情報を紹介! 【写真】前夜祭での女子プロたちの様子はこちらから!
3月15日(金)~3月17日(日)Vポイント×ENEOSゴルフトーナメント
会場:鹿児島県 鹿児島高牧カントリークラブ/18ホール、6456ヤード、パー72) 賞金総額:1億円、優勝賞金:1800万円 2010年「Tポイントレディス」として始まり、13年からはインターネット生中継を開始し先駆けとなる。19年にENEOSが主催者に加わり、今季Vポイントとの統合で大会名変更。 ●プレーバック2023 2日目を2位に4打差の首位で終えた上田桃子。1番から5連続バーディで首位を快走していたが、8番からダブルボギー2つ、ボギー3つと崩れてしまう。 一方、最終日に8バーディとスコアを伸ばした青木瀬令奈が逆転で4勝目。大会3日間ノーボギーと終始安定したゴルフで優勝した。 ・主な副賞(2023) メルセデス・ベンツ EQB250、鹿児島黒牛、姶良市お米100俵
プロゴルファー兼みんゴル特派記者中村修が語る注目選手
●今年も複数回優勝を目指す岩井明愛 ・プロフィール 妹の千怜や桑木志帆らと同じ2021年93期生。昨シーズンはKKT杯バンテリンレディス、住友生命Vitalityレディス 東海クラシック、ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンで3勝を挙げた。パリ五輪出場や2年連続の複数回優勝などを目標に掲げる ・2023年度スタッツ メルセデス・ランキング:3位/平均ストローク:70.0604(2位)/年間トップ10回数:18回(2位) ・中村のコメント 先週の明治安田レディス ヨコハマタイヤではパットの調子が悪く予選落ちという結果に。しかし、3日目以降も練習グリーンに姿を見せ練習に励んでいました。その努力が今週どのような結果に繋がるのか、彼女の復活劇が楽しみです。
●主戦場がレギュラーツアーとなった藤田かれん ・プロフィール 櫻井心那と同じ2022年94期生。2023年QTでは3位につけ、今季はステップ・アップ・ツアーからレギュラーツアーへ主戦場を変えた勢いのある若手。レギュラーツアーデビューの年に4勝した櫻井の後に続けるか! ・2023年度スタッツ(ステップ・アップ・ツアー) 平均ストローク:71.5964(4位)/パーオン率:72.2222%(4位)/平均パット数:1.8071(4位) ・中村のコメント 「アドレスの重心管理ができてきたことで、調子が上がってきている」と藤山和也トレーナー談。明治安田レディス ヨコハマタイヤでは2位タイにつけ、早くも爪痕を残しています。今季からピンとクラブ契約を結び、開幕直前にドライバーは「G430 MAX 10K」、アイアンは「ブループリントS」に変更したとのこと。得意のショットでどこまで攻めのゴルフを展開できるか期待です。