【宿泊代】アラフィフの旅行!「車中泊」と「ビジネスホテル」の費用を比較してみた
今、低予算の旅行スタイルとしてアラフィフ世代に人気があるのが、車中泊です。車中泊ならば、ビジネスホテルと比較して宿泊代を抑えられて、よりお得に旅行を楽しめます。 ここでは、車中泊とビジネスホテルでの宿泊をコスト面で比較して、それぞれのおすすめポイントをご紹介します。
車中泊とビジネスホテルのコストを比較!
車中泊とビジネスホテルの宿泊は、どちらもアラフィフ世代に人気の旅行スタイルです。ただ、長期にわたる旅行の場合、どうしてもコストが気になります。 今回は、都内から2泊3日の旅行へ出掛けるケースをモデルとして、車中泊とビジネスホテルの、それぞれの大まかなコストをシミュレーションします。 ■車中泊のコスト 車中泊で想定される主なコストは、以下のとおりです。 ●ガソリン代 ●駐車場代 ●食事代 ●通信費(Wi-Fi) 車中泊のコストでは、ガソリン代(移動費)が大きな比率を占めています。今回は一例として、ハイエースの場合で考えてみましょう。ハイエースの燃費を約8km/Lと仮定して、2023年10月30日のガソリン代約173円/Lを用いて計算します。 173円/L÷8km/L=21.625円 走行距離1kmあたりのガソリン代は約21.6円です。仮に1000km走るとトータルで2万1600円ほどのガソリン代がかかります。移動費としてはさほど高くはありませんが、悪路や空調の長時間使用など、状況によっては大きく変動する可能性があります。 駐車場代も無視できないコストです。1日あたり合計3時間、食事休憩のために駐車場を利用すると、駐車場料金が1時間あたり500円だった場合、2泊3日で約4500円がかかります。就寝中を含めると駐車場料金はさらに跳ね上がりますし、一部には車中泊のみの利用を認めていない駐車場もあるため、注意が必要です。 車中泊に便利なバンタイプを利用した場合、旅行にかかるトータルコストは、2泊3日で約2万6100円~です。 ■ビジネスホテルのコスト ビジネスホテルの料金相場は、地域によって異なります。東京・大阪・名古屋・福岡の主要都市で比較した場合、料金相場が最も高いのは東京で、約7000~1万2000円です。 一方、最も相場が安いのは福岡の約3000~7000円で、東京とは最大で9000円の差があります。ビジネスホテルは宿泊のみに特化しているため、料金×日数で、簡単にコストを算出できます。