【インドネシア】首都LRT延伸、建設進捗率が29.2%に
インドネシアの首都ジャカルタ特別州営の建設会社ジャカルタ・プロペルティンド(ジャクプロ)は、ジャカルタ軽量軌道交通(LRT)の延伸区間(フェーズ1B)の工事進捗(しんちょく)率が、9月の第3週時点で29.17%になったと発表した。同月30日には、一部区間で敷設した線路の試験を実施した。 フェーズ1Bでは、2019年に開業したフェーズ1A区間の東ジャカルタ・ベロドローム駅から、南ジャカルタ・マンガライ駅まで延伸する。延長6.4キロメートルで、全5駅を整備する。23年10月末に着工しており、完工は26年第3四半期(7~9月)を目指す。 9月30日には、ベロドローム駅―ラワマングン駅間(1.2キロ)に敷設した線路の試験として、保守用の車両を走行させた。 開業すれば、フェーズ1A区間の始発・終着駅の北ジャカルタ・プガンサアンドゥア駅からマンガライ駅まで、計11駅から成る延長12.2キロが26分でつながる予定だ。