やることが多すぎる酒場経営シュミレーションゲーム『Tavern Manager Simulator』の体験版が配信中。8月にリリース予定。掃除、内装、調理に提供……とりあえずビールを出せばいいってわけじゃない
酒場のオーナーになって掃除や内装、調理にサービスの提供まで全部やる酒場経営シュミレーションゲーム『Tavern Manager Simulator』の体験版がSteamにて配信中だ。本作は8月にリリースを予定している。 『Tavern Manager Simulator』画像・動画ギャラリー 本作は6月18日(火)の午前2時まで開催している「Steam Nextフェス」に参加しており、開発者が実際にゲームをプレイするライブストリーミングも行われている。 主人公は幻想の王国の隅にある廃れた酒場のオーナーになり、酒場を全盛期の状態に復元させるべく、酒場を経営することになる。特徴的なのは、“全部自分でやる”という点だろう。酒場の外観や内装はもちろん、まずは掃除をするところから始めなくてはならない。公開されたトレーラーで確認できる最初の酒場は、家具が積み上げられ、クモの巣が張った散らかり放題のひどい状態だ。プレイヤーは与えられたお金で家具や装飾品、食料などを買って開店の準備を進める。 酒場といえばビールだ。トレーラーでも樽からビールを注いで客に提供する姿が映っていた。さらに酒場を大きくすれば、ワイン、チーズやソーセージ、ステーキなどの料理も増やすことができる。また、Steamストアページによると、料理に費やす時間が長いほど、料理はより熟練されていくとのこと。客はあなたのスキルに気付き、チップをくれることもあるようだ。 小さな酒場のままでは、全盛期のように繁栄するのは難しいかもしれない。スープを調理する釜、肉を焼くためのコンロをはじめとする調理場のアップグレード、トイレや貴族の部屋などを追加することでより多くの客を受け入れることが可能になる。 なお、迅速かつ品質の高いサービスを提供することも重要である。すべての客が、すぐにテーブルの上をビールと料理で満たしてくれることを期待しているようだ。Steamストアページには、常に時間とリソースが足りない状況とも書かれている。プレイヤーは人数分の料理を用意するだけでなく、自分で提供しなくてはならないため、優先順位を考えて営業する必要がありそうだ。 ほかにも火をつけるのに必要な薪を割ったり、ジョッキを洗ったりとオーナーのやることはたくさんある。大忙しな酒場のオーナーになってみたい方は体験版をダウンロードしてみてはいかがだろうか。また、正式リリースは8月を予定している。
電ファミニコゲーマー:アきら
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