ロッシー小川代表の顔面に毒霧を噴射した愚零闘咲夜

　15日、東京都・新宿FACEにてプロレスリングNOAH『MONDAY MAGIC SEASON2 EP3』が開催。ロッシー小川が創設した新団体『マリーゴールド』が乗り込んできた。 　マリーゴールドはロッシー小川が代表取締役となって創設され、5月20日に旗揚げされる新団体。 　所属選手として、スターダム退団が発表されていたジュリア、林下詩美、MIRAI、桜井麻衣（元：桜井まい）、ビクトリア弓月（元：弓月）の5選手に加え、元全日本女子プロレスで元スターダムの高橋奈七永、元アイスリボンでスターダム『NEW BLOOD』で偽中野たむとしてブレイクした石川奈青が発表。 　さらに、アクトレスガールズから元GMの風香が翔月なつみ（元：澄川菜摘）、青野未来、松井珠紗、皇希、後藤智香、CHIAKIを連れて参戦を直訴するなど旗揚げ前から強大な勢力を持つ団体としてプロレス界の最前線に躍り出た。 　MONDAY MAGICでは、“グレート・ムタの娘”愚零闘咲夜を軸とした女子戦線が拡大中。スターダム退団直後のジュリアが乗り込んできて参戦を表明したり、“長与千種の後継者”彩羽匠がNOAHに乗り込んできたりと豪華選手が続々集結。 　そんな中、この日は愚零闘咲夜＆野崎渚vs彩羽匠＆高瀬みゆきのタッグマッチが実施。 　試合は20分フルタイムドローに終わったが、試合後に突如ロッシー小川に率いられたジュリア、詩美、MIRAI、桜井が登場し場内は大騒ぎに。 　マリーゴールドの旗揚げ会見はこの日の夕方に行われており、一同はそれが終わった後すぐに駆けつけてきた形になる。 　マイクを取ったロッシーは、「皆さんこんばんは。今日旗揚げを発表しましたマリーゴールドです。試合見てたんですけど、我々の練習相手にちょうどいいかなっていうレベルかな？」と敵地のド真ん中で不敵な挑発。

NOAHのリングに乗り込んできたマリーゴールドの（右から）ロッシー小川代表、MIRAI、林下詩美、ジュリア、桜井麻衣

　場内が大ブーイングに包まれる中、咲夜がロッシーににじり寄っていって顔面に毒霧を噴射してお仕置き。ブーイングは一転して大・咲夜コールに変わる。 　ロッシーが逃げ帰ると、マイクを取ったジュリアが「おもしれー奴がこんなにいるじゃん。でもさ、もっとおもしれーもの見たいんじゃないの？だから、5月4日、両国国技館。私たちが刺激を与えにMONDAY MAGIC乗り込んでやるよ。ウチらが相手になってやる！」と宣戦布告。 　これを野崎が受けて立つ姿勢を見せるが、「それまで待てなくねえ？5月4日じゃなくて、今やんぞ！」と襲撃。全員入り乱れた大乱闘に発展した。 　その後、NOAHより5月4日の両国国技館大会でジュリア＆林下詩美＆MIRAI＆桜井麻衣vs野崎渚＆愚零闘咲夜＆高瀬みゆき＆彩羽匠の8人タッグマッチが行われることが正式発表。 　マリーゴールドは旗揚げ前から大注目を浴びることになりそうだ。