【速報】パワハラ疑惑の斎藤知事 改めて辞職を否定 アンケート中間報告に「大変残念な思い…コミュケーション不足で受け取りのズレ」30日の証人尋問に「自分なりに私の考えや状況できるだけ伝えていくきたい」
兵庫県の斎藤知事は27日午後3時から定例の記者会見を行っています。23日に公表されたアンケート調査の中間報告について、回答者の4割近くが知事のパワハラを「見た」「人から聞いた」と回答した点について、斎藤知事は「大変残念。コミュニケーション不足で職員との受け取りにズレが生じた」などと話しました。 【LIVE】斎藤知事は何を語る?会見を生配信中 (兵庫・斎藤知事) 「私としては必要とされる指導や対応などしてほしいことを自分なりに伝えてきたつもりですが私のコミュニケーション不足で職員との受け取りのズレが生じて、職員の皆様に受け取られ、不快な思いや心配をおかけしたことは大変残念であったということです」 また30日に出席を予定している証人尋問について、斎藤知事は「自分なりに私の考えた状況についてできるだけ伝えていく」などと話しました。 (兵庫・斎藤知事) 「百条委員会の場で対応をしっかりやっていく。どういう質問をされるのか、その場で(質問が)出てくると思うが、自分なりに私の考えや状況についてできるだけお伝えしていくよう心掛ける」 斎藤知事は「県政を前に進めるということに変わりがない」として、改めて辞職を否定しました。 斎藤知事を巡っては、今年3月、県の元幹部が知事の「パワハラ」や「おねだり」などの疑惑を告発する文書を作成し、配布しました。 当初、斎藤知事は「事実無根」「うそ八百」を内容を否定、元幹部は4月に県の公益通報窓口に通報したものの「核心的な部分が事実でない」という内部調査の結果に基づき5月、停職3か月の懲戒処分を下していました。しかし、内容に事実が含まれていたことから県議会が百条委員会を設置し、文書の内容を調査していて、8月30日(今週金曜日)にはパワハラ疑惑に関して、知事の証人尋問が行われる予定です。 23日には百条委員会で県職員への証人尋問も行われ、『職員から明確に『パワハラを受けた』という証言はなかった』とする一方、「県の幹部に文具を投げつけた」や「20メートル歩かされただけで激怒していた」など具体的な目撃証言があったことが明らかになっていました。