【山口】「世界で3番目に行くべき」ニューヨークタイムズ紙の経済効果試算結果 山口大学の学生がプレゼンテーション
山口朝日放送
世界で行くべき場所としてニューヨークタイムズが選んだ山口市。経済効果は90億円との試算を出した山口大学の学生たちが、伊藤市長や議員に観光政策をプレゼンしました。 プレゼンしたのは、山口大学経済学部の加藤真也准教授のゼミ生です。山口市内のアンケート調査や、去年、同じようにNYタイムズに選出された岩手県盛岡市のデータをもとに経済効果を試算しました。 分析する中で外国語への対応や騒音、渋滞といった観光公害など課題も見つかったといい、課題の解決方法や観光政策について研究成果を発表しました。 【学生のプレゼン】 「宿泊費の補助と食事券の配布をおこなって、山口の「食」を通じた経済活性化を図っていこうと考えている。」「インバウンド対応メニューを、講習会やセミナーなどで指導していく。」 若い人のアイデアを聞いた、山口市の伊藤市長は・・・。 【山口市 伊藤和貴市長】 「すぐにでもできるような具体的な提案というのが、英語のメニュー作成支援SNSの活用、youtubeの再生ということで、学生の若い感性を活用する街づくり。これが重要なテーマになると実感した。」 伊藤市長は、プレゼンも参考にしながら観光地の整備を進めていくとしました。