フォトエッセイ「では、後ほど」より、玉置玲央

大河ドラマ「光る君へ」の藤原道兼役で注目を集めた俳優・玉置玲央。彼が来年40歳を迎えるのを記念して、3月21日に初のフォトエッセイ「では、後ほど」がKADOKAWAより刊行される。 【画像】玉置玲央フォトエッセイ「では、後ほど」収録カットはこちらから 劇団・柿喰う客に所属し、舞台、映画、ドラマで活躍中の玉置。本書には趣味のカメラで撮影した写真をはじめとして、多くの時間を過ごした演劇の街・下北沢や癒やしの場所・江の島で捉えられたグラビアが収められる。 さらに10代の頃からの憧れの存在・向井秀徳（ZAZEN BOYS）、古くから交友があり事務所同期の松居大悟（ゴジゲン）、舞台「ダブル」で共演した相思相愛の役者仲間・和田雅成との対談も。20代の頃に書き下ろした未公開戯曲「どくはく」も掲載される。 玉置は「誰かが目にしてくださるから、誰かが求めてくださるから、こうしてフォトエッセイを出版させていただくに至れたわけで、価値を見出してくださったことに心から感謝です。俳優業を続けていてもいいのだと、背中を押していただいている気持ちです」とコメントした。 なお誕生日当日の3月22日には、東京・HMV&BOOKS SHIBUYAにて発売記念イベントが行われる。 ■ 「では、後ほど」発売記念イベント 2025年3月22日（土）東京・HMV&BOOKS SHIBUYA トークイベント（抽選）、お渡し・サイン会の予定 ※二部制 ■ 玉置玲央 コメント この度、非常にありがたいことにフォトエッセイを出版させていただくことになりました。 昔っから自分は、自分には価値のないもんだと言い聞かせて過ごしてきました。でもどうにか、なんとか、誰かの生きる希望になれるんじゃないかなんて大言壮語と淡い期待を握りしめて、俳優業という世界にしがみついているのだと思います。誰かが目にしてくださるから、誰かが求めてくださるから、こうしてフォトエッセイを出版させていただくに至れたわけで、価値を見出してくださったことに心から感謝です。俳優業を続けていてもいいのだと、背中を押していただいている気持ちです。そんな感謝を込めて、このフォトエッセイが生きる希望とまではならなくとも、日々を少しでもほっこり過ごすための一助になればいいな と、願いと期待を込めてお届けさせていただきます。よろしくお願いします。 (c)KADOKAWA／写真：市川秀明