お笑いコンビ「ロッチ」のコカドケンタロウ

　お笑いコンビ「ロッチ」のコカドケンタロウ（46）が26日、TBSラジオ「パンサー向井の＃ふらっと」（月～木曜前8・30）に生出演。多趣味と言われるようになった理由を明かした。 　コカドはSNSなどで趣味のミシンの魅力や製作工程を発信し、その技術が本格的すぎると話題となっている。他にも、休日にはサーフィン、早朝には散歩など趣味は多岐にわたっており、パーソナリティーの「パンサー」向井慧からは「コカドさんの生活の幸福度の高さって凄いと思う」と称えられる場面もあった。 　そんな向井から「一時期、コカドさんもMCやりたいみたいな時期ありましたよね？」と質問される一幕が。「自分たちの番組っていうのは楽しそうだからあったんです」と告白し、相方の中岡創一も「いろんな人に相談してたよな」と懐かしそうに振り返った。 　「『ロッチ』に番組をやりたいと。はじめはダブルボケみたいな感じで出ていたんやけど、やっぱり中岡くんをイジられて分かりやすくした方がいい。“コカドくんがもう少し、しっかりした感じの方がいいんじゃないか”みたいな話し合いがあって、無理してジャケット着て、しっかりした感じ出そうと思って」と回顧し、キャラ変更を狙っていた時期があったと明かした。 　ここで向井から「でも、その時期、うれしくないですか？コカドさんが前向きになってるというか…」と質問が投げられると「まあまあ」と中岡。言葉を濁しつつ「やってることはジャケット着てるだけのときがあったからな。“俺はジャケットを着た”って言うんやけど、それそんなに努力かなって思ってた」と“本音”をこぼして笑いを誘った。 　コカドは「無理してるし、うまくいかなくて。40歳までに自分たちの冠番組持たれへんかったら、もう僕は諦めます、好きなことしますって言って」と時間制限を設けていたと回想。「40（歳）までなんとかやってたけど、無理やって。ほんでもう、ジャケット脱いで。毎日、豊かに幸せに過ごすためにいろいろ夢中になれる物を探しますって言って」と現在の多趣味なコカドを形成したのだと伝えた。