大使館突入で身柄拘束 メキシコがエクアドルとの国交断絶を発表
日テレNEWS NNN
南米エクアドルの当局がメキシコ大使館に突入し、亡命を求めていたエクアドル元副大統領の身柄を拘束しました。これを受け、メキシコはエクアドルとの国交を断絶しました。 アメリカメディアなどによりますと、エクアドルの当局は5日、首都キトにあるメキシコ大使館に突入し、亡命を求め保護されていたエクアドルのグラス元副大統領を拘束しました。 当局はグラス氏に汚職の罪などで逮捕状を出し捜査していて、ノボア大統領は「エクアドルは主権国家であり、いかなる犯罪者も自由でいることを許さない」と述べました。 これに対し、メキシコのオブラドール大統領は「国際法とメキシコの主権に対する明白な違反」だと強く非難したうえ、エクアドルとの国交を断絶すると発表しました。