映画「遺品整理～広島屋」の公開記念舞台に出席したダンカン（中央左）と左から仲矢心凪、虎太郎、天野裕和、金久保芽衣、小池惟紀、土屋愛貴、栗本健太郎監督＝東京・西池袋

タレント、ダンカン（６５）が３０日、東京都内で行われた主演映画「遺品整理～広島屋」（栗本健太郎監督）の公開記念舞台あいさつに共演の金久保芽衣（２８）らと出席した。 遺品整理業を営む一家の絆を描く物語。全編広島ロケで、一家の父を演じたダンカンは「何十億もかける映画もあるけど、今回は規模が小さくて、古い大きな家に集まって合宿みたいにしてやった。こういう映画の方が好きです」と一体感のある現場を満喫した様子。 ヒロインとなる娘役をオーディションで射止めた金久保が「家族の絆がテーマなので、撮影初日から家族と思えるように、距離を縮められるように頑張りました」と振り返ると、ダンカンは「家族楽しかったね。スタッフ、キャストみんなが家族になったね」とにっこり。続けて「ダンカンさんが温かく、こんなペーペーな私にもいろいろと教えてくださった」と感謝されると、「下心があったんですよ」と笑いを誘った。 ほかに天野裕和、虎太郎、仲矢心凪、小池惟紀、土屋愛貴も登壇。今作で監督デビューとなった栗本氏は「ダンカンさんが主演として立ってくださって、みんなの気持ちが一つになってこの日を迎えることができました」と感謝した。