北海道ワイルズの齊藤、矢野選手が引退
アイスホッケープロチームの北海道ワイルズは21日、FW齊藤大知選手(26)とFW矢野竜一朗選手(24)が今季限りで現役を引退すると発表した。両選手は24、25の両日、北海道の釧路アイスアリーナで行われる、アジアリーグに加盟する横浜グリッツとの交流戦に出場し、25日の試合後にお別れセレモニーに臨む予定。 齊藤選手は釧路市出身。釧路市立大楽毛中、武修館高、中央大に進み、2020年にひがし北海道クレインズに入団。スピードに乗って敵陣を切り裂く勇姿を見せて何度もチームを救ってきた。「『大変な時に入団したね』『就職したほうがいいよ』なんて言われて入団したのが4年前だったが、最高のホッケー人生だった」とコメントした。 福岡県福岡市出身の矢野選手は、苫小牧東高、福岡ブルーインズを経て、旭川医科大に入学。22─23年シーズン途中に同大を休学し、クレインズに〝異色のルーキー〟として入団した。「素晴らしいチームメート、ファンの皆さまと共に歩めた2年間は夢のような時間で人生の宝物。応援し、支えてくださったすべての方々に感謝申し上げる」と語った。 両選手は、3月9、10の両日、新横浜で行われるグリッツとの交流戦にも出場する予定。