平和記念式典の招待めぐり 被爆者団体ら抗議「すべての国招待すべき」 広島
平和記念式典への招待をめぐり被爆者団体らが広島市に抗議の申し入れをしました。 県被団協の佐久間理事長らは広島市が今年の平和記念式典にイスラエルを招待する一方、ロシアとベラルーシは招待しない方針を示していることを受け、市に対応を改めるよう申し入れを行いました。 市は対応の違いについて「これまでも紛争地域かどうかにかかわらず招待してきたため」としていますが、ロシアとベラルーシについては「式典の円滑な進行に影響を及ぼす可能性があるため招待を見送る」としています。 県被団協 佐久間邦彦理事長「対話をもって解決してほしいとどの国に対しても言えるのが広島の強み。どちらも(式典に)招待したほうがいいのではないか」 平和記念式典への招待をめぐっては9日までに1000件を超える抗議メールが市に届いているということです。