オリックス・舜平大 10%ダウンの3600万円で更改「この気持ちを忘れず来年につなげられたら」
オリックス・山下舜平大投手が22日、大阪・舞洲の球団施設で契約更改に臨み、今季年俸4000万円から10%ダウンの3600万円でサインした(金額はいずれも推定)。 昨年9月に受けた腰の手術を経て迎えた今季は、14試合の登板で3勝6敗、防御率3・38。8、9月は6試合計40イニングで56三振を奪うなど防御率1・58と圧倒的な投球を披露したが、シーズン最終登板となった9月30日のソフトバンク戦で腰部の痛みが増し、先月31日に昨夏発症した「第三腰椎分離症」を再発したことが発表されていた。 山下は更改後に「本当に不甲斐ないピッチングが続いてましたし、チームに迷惑をかけているなと思ったので、この気持ちを忘れず来年につなげられたら」と巻き返しを期した。 「第三腰椎分離症」に関しても順調に回復が進み、既に軽度のキャッチボールも再開済み。「1年間しっかりローテーションで回って、去年の9勝を超える成績を残したいし、チームがもう一度日本一になれるように頑張りたい」と自身初の2桁勝利到達を目標に掲げた。