<竹中直人>5度目の秀吉役に「また!?」 信長役はGACKT 家康役の野村萬斎と「3人そろってもう大騒ぎ」 映画「もしも徳川家康が総理大臣になったら」
最強ヒーロー内閣の紫式部、聖徳太子、北条政子、徳川吉宗、徳川綱吉、足利義満ら“偉人アベンジャーズ”を演じるキャストは今後発表される。
▽出演者、監督、プロデューサーのコメント全文(敬称略)
◇GACKT/織田信長(経済産業大臣)
信長を演じるにあたって、普段よりも低いトーンで渋く話し、第六天魔王としての強さ、そして神経質で他人を寄せ付けない威圧的な空気感を表現することを特に意識しました。そんな役作りもあり撮影中は他の出演者のみなさんと仲良くなったらいけないのではないかと思いながら過ごしていたので、感じが悪く見えていたのかもしれません(笑い)。
武内監督からは「日本で一番かっこいい織田信長を演じてほしい」と撮影当初に言われ、正直、そこは問題ないかなと(笑い)。武内監督は一言で表すと“人間おもちゃ箱”。頭の中に完成形が描かれていて、その世界観にボクらが近づいていく。最初は意図が分からないこともあったけど、出来上がった作品を見ると、せりふの強さ、テンポと歯切れのよさ、シーンの強さのバランスが取れているんです。まさに天才です。
テーマ的にもこの作品が日本の明るい未来へとつながる一歩になればとてもうれしいです。皆さんに御覧いただき、それぞれの心に届くことを願っています。
◇竹中直人/豊臣秀吉(財務大臣)
豊臣秀吉役を演じるのは映画やドラマの作品としては5作目なので、オファーをいただいたときは、「また秀吉!?」と思いましたね(笑い)。これまでドラマなどでも演じているので不思議な感じです。
初めてご一緒した「のだめカンタービレ」のほか、大ヒット作品を数多く手掛けられている武内監督はあふれんばかりのエネルギーをお持ちのパワフルな方なのでとても頼もしい存在です。
そして撮影は笑っちゃうくらい大御所の方々が勢ぞろい(笑い)。一瞬たりとも息を抜けないなあ……なんて思っていました(笑い)。野村萬斎さん演じる徳川家康、GACKTさん演じる織田信長、そして僕が演じる豊臣秀吉。この3人がそろってもう大騒ぎ。本編では僕が演じる秀吉らしい“あるもの”を披露します。ぜひお楽しみにしてください。