AMPTAKxCOLORS、歌い手グループ史上最速で初の武道館ライブ開催「最高の自分と最高の5人でてっぺん取ります!」
ライブ配信やゲーム実況、ショートアニメ、オリジナル曲など動画配信を中心に活躍する2.5次元歌い手グループのAMPTAKxCOLORS(アンプタックカラーズ)が、2024年8月1日に東京・日本武道館にて【AMPTAKxCOLORS Special Live in 日本武道館「虹」】を開催した。 その他の画像 結成1年10か月での日本武道館公演の実現は、歌い手グループ史上最速の快挙だ。「メンバーの6色にリスナーの色が混じり7色の虹になっていく」というコンセプトを掲げ、メンバー自らが演出を手掛け、新しい衣装や新曲披露も交えながら、会場を埋め尽くすリスナー(ファンの総称)とともにひとつの夢を叶えた一夜のオフィシャルレポートが届いた。 チケット発売後、瞬く間にソールドアウトとなった本公演。アリーナ席から2階席までぎっしりと客席を埋め尽くすリスナーの期待感がカウントダウンでいよいよ高まる中、6人が大きなステージに堂々と並んだ1曲目は「RAINBOWxCOLORS」だ。それぞれのメンバーカラーのラメが輝くジャケットは、新衣装。「いくぞ武道館!」「最高の思い出を作ろう!」と6人が笑顔を見せれば、ペンライトを振ったりコールしたり、リスナーも全力で応える。 楽しいから一転、かっこいいに振り切った「AMP-ATTACK!」に続く「UNDER THE TABLE」は、この日のために用意したという新曲。伸びやかなファルセットとしなやかなダンスが映える、スタイリッシュなナンバーだ。ステージ前にファイヤーボールが勢いよく噴き上がった「RAINBOWxPATROL」を挟んでの、6月に動画公開した「DOWN TOWN SWING」にしても然り、歌にもダンスにもどんどん磨きをかけ、新たな表現の扉を躊躇なく開けていくAMPTAKxCOLORSは実に頼もしい。 さらに、メンバー全員が<ナンバーワン>候補でしかない「Club A×C -歌舞伎町店-」、<ぶっちぎり優勝>な勢いが止まらない「チートパッション!」とたたみかければ、コール&レスポンスもますます熱を帯びていく。 また、ソロでも魅せることができるのがAMPTAKxCOLORSの強み。キセルを手に「シャンティ」を歌う姿にただごとではない艶っぽさを漂わせた“あっと”。トロッコでアリーナ客席中央に現れ、「お願いダーリン」でかわいいを極めた“ちぐさくん”。「唱」のエキゾチックなビート&音階を完全制覇しその歌力で圧倒した“まぜ太”。トロッコでアリーナ客席通路を進み、とびきりの「ファンサ」で全リスナーの胸を掴んだ“からつけあっきぃ”。「怪獣の花唄」を儚くイノセントな歌声で彩り、歌好きのひたむきさをにじませた“けちゃ”。普段の明るいイメージから一変、「デーモンロード」でダークモードを貫いた“ぷりっつ”。個性それぞれ、挑戦し続ける6人だからこそ、AMPTAKxCOLORSというユニットの輝きが際限なく増していくのだ。 それぞれのメンバーカラーを配した新衣装、そろいのラグジュアリーな黒いロングコートをまといメンバーが再度集まったのは、雨音が導いた「Lonely」。ドラマティックな「Melting Love」、ロマンティックな「夏の流星」とていねいにつなぎ重ねていった6人の歌声は、リスナーにとって希望の光でもある。 けちゃが白衣&メガネで先生に、あっきぃ、まぜ太、ぷりっつ、ちぐさくん、あっとが学ランを着て生徒に扮したのは、『夏休み特別授業 コレなぁーんだ?』と題したリスナー参加型企画。あっきぃ&ぷりっつ、まぜ太&あっと、ちぐさくん&けちゃの3チームに分かれ、メンバーのヒントとリスナーのペンライトによるリアクションで正解を探し当てるゲームでお互いにツッコんだりボケたりしながら息ぴったりな6人、あまりにも仲が良すぎる。結局3チームとも見事正解、スペシャル動画も観ることができたリスナーは、とても幸運だ。 「声は大きく」「体全体でノる」「全力で楽しみまくれ!」というライブを盛り上げるための3か条を6人がレクチャーする動画に続き、各メンバーが白の王子様衣装でステージ下から勢いよくジャンプアップしてステージに現れたのは、7月29日にミュージック・ビデオがプレミア公開されたばかりの新曲「LOVEゲッチュー!!」。気鋭の音楽プロデューサー・チバニャンが手掛ける“推し活推奨曲”だ。曲間のコール&レスポンス、〈圧倒的に推し活最高!〉というリフレインフレーズで、一体感がますます高まっていく。 全4台のトロッコに2人組ソロに分かれたメンバーが乗り込んでアリーナ客席通路を進んだのは、AMPTAKxCOLORSらしさ全開の元気を詰め合わせた、先輩すとぷりのカバー「はりーはりーらぶ」だ。「ABCDEかんじ」「アラブルラブ」「NUDIE...」「ぶんぶぶんぶぶん」をつなげたスペシャルメドレーではそのまま客席通路にとどまって歌う6人、“もっとみんなの近くへ”という気持ちもまた、嬉しい。 本編を締めくくったのは、グループ名を冠した結成第2弾のオリジナル曲「AMPTAKxCOLORS」、AMPTAKxCOLORSにとって初のオリジナル曲「One Week Love」。2022年末に行った初のワンマンライブで披露された曲たちを大事に立派に育て、日本武道館のステージで雄姿を見せた6人と、ひたむきに応援してきたリスナーが気持ちひとつに生んだのは、美しい虹だった。 鳴り止まない声援に応え、ラメジャケットに着替えてステージへと現れた6人。リスナーとともに賑やかに記念写真撮影をしたあとは、それぞれが率直な思いを言葉にしていった。 けちゃ「武道館は夢に見ていた場所。挑戦できる喜びとともに不安もあったけど、自分自身もAMPTAKとしても成長した姿を見せられたと思います。楽しいメンバーと一緒にいるから頑張れました。」 あっと「武道館のステージに立つのは簡単なことじゃないし、一緒に目指して頑張れるメンバー、応援してくれるみんながいることを誇りに思います。最高の自分と最高の5人でてっぺん取ります!」 ちぐさくん「声を使うことを一度は諦めた僕ですけど、夢を持ってここまで頑張ることができました。大好きなメンバー、大好きなリスナーさんと一緒に、もっと高みを目指したいです!」 ぷりっつ「武道館公演に向けてダンス練習頑張ったし、1stライブのときに比べて成長できてとても嬉しいです。ただ! 俺たちの夢はここで終わらないので。これからもついてきてください!」 まぜ太「1か月前に声が出づらくなって、今日も声が出るか不安だったんだけど、ステージに出た瞬間、みんなからパワーもらったよ。ありがとう。そして今日確信した。俺たちはまだまだいけるって」 あっきぃ「リスナーさんの支えがあってここまでこられたわけですけど、みんながしんどいときや辛いときは、俺らがいます。これからもみんなの背中を押して応援していきます!」 決意新たに晴れやかな表情の6人、リスナーとおそろいになるフルグラフィック法被を着て「せーの」でタイトルコールしたのは、和情緒に満ちた「恋うらら」だ。演出の花吹雪が舞い散る中、メンバー同士肩を組んだり客席に向けて手を振ったり。 そして、「この日のために新曲を用意してきました」と前置きしたのは初披露の新曲、温かくも力強いメッセージソングだった。6人とリスナーで紡ぐ幸せの音はこれからも決して鳴り止まず、7色が織りなす虹はメンバー、リスナーの心の中に凛として美しく架かり続けることだろう。エンドロールも含め、AMPTAKxCOLORSが愛される理由、これからもっともっと多くの人に愛されるであろう未来がはっきりと見えた公演となった。 Text by 杉江優花 Photos by 林晋介・原田圭介 ◎セットリスト 【AMPTAKxCOLORS Special Live in 日本武道館「虹」】 1. RAINBOWxCOLORS 2. AMP-ATTACK! 3. UNDER THE TABLE 4. RAINBOWxPATROL 5. DOWN TOWN SWING 6. Club AxC -歌舞伎町店- 7. チートパッション! 8-1. シャンティ(あっと ソロ) 8-2. お願いダーリン(ちぐさ ソロ) 8-3. 唱(まぜ太 ソロ) 8-4. ファンサ(あっきぃ ソロ) 8-5. 怪獣の花唄(けちゃ ソロ) 8-6. デーモンロード(ぷりっつ ソロ) 9. Lonely 10. Melting Love 11. 夏の流星 12. Loveゲッチュー!! 13. はりーはりーらぶ 14-1. ABCDEかんじ 14-2. アラブルラブ 14-3. NUDE... 14-4. ぶんぶぶんぶぶん 15. AMPTAKxCOLORS 16. One Week Love <アンコール> 1. 恋うらら 2. 新曲