三吉彩花 作ってみたい縦型映画は…「手の表情、足の表情それに関わる景色」
女優の三吉彩花が19日、都内で行われた「TikTok TOHO Film Festival 2024授賞式」に出席した。 スマートフォンなど縦型画面の映画製作をきっかけに新たなクリエイターを発掘、支援するプロジェクト。 アンバサダー兼審査員を務める三吉は「俳優としても表現者としてもエンタメというものの発信の力がすごいと思う。とても輝かしい場に私も参加させてもらってとてもうれしい」と笑みを浮かべた。 約400作品の応募からグランプリに選ばれたのは「遊園人」。三吉は「非常に引き込まれる世界観だった。今後どんな作品が撮られるか、未来を見てみたいという思いで選出させていただいた」とコメントし、満場一致だったことも明かした。グランプリ獲得者には新作短編映画の制作権も与えられる。すでに主演が決まっている元日向坂46の齊藤京子は「一目見たときに、絵のタッチの独特さに引き込まれた。また衝撃的な結末だったり、現代人に考えされる作品だな」と話した。出演に向けては「私自身、声のお仕事が好きなので楽しみ」と声を弾ませた。一方で本作中にはセリフがなく「どこかでしゃべれたらな」とお願いもしていた。受賞した一寸先のおじさんは「自分が生きているなかで素直に感じたことになっている。現実社会であってもネットの中の世界であっても、それぞれの人が少しでも身近なことに気遣う気持ちをもっていただくことで、その人自身にもいいことが起きるのではないか」と制作の裏側を明かした。 授賞式を終え「どんどんここから世界に向けて日本のクリエイターの皆さんが生み出していってくれるんじゃないかなという希望が見えた。楽しかったし、勉強になった」と三吉。以前ショートムービを制作した経験もあり、今後作ってみたい作品には趣味の写真撮影を生かした「手の表情、足の表情それに関わる景色だったらチャレンジできるかも。ゴニョゴニョゴニョ」と笑った。 同賞の審査員として映画監督・萩原健太郎氏、プロデューサー・岡村和佳菜氏、女優・MEGUMI、映画感想TikTokクリエイター・しんのすけも出席した。
報知新聞社