藤井聡太八冠 タイトル死守へ大一番 叡王戦第5局 地元・瀬戸市は早くも緊張感に包まれる
恒例となった「くす玉づくり」
一方、藤井八冠の地元、愛知県瀬戸市では―― タイトル戦では恒例となった、くす玉づくりが行われていました。垂れ幕には「叡王戦4連覇を達成しました」と書かれています。 「藤井聡太叡王名人ならやってくれると思いますので、絶対勝っていただけると思います」(瀬戸将棋文化振興協会 加藤有理香さん) 20日の対局に向けて作られたくす玉は2個。商店街と尾張瀬戸駅に隣接する商業施設に設置される予定です。 「私たちはくす玉を作って藤井聡太叡王名人を信じて待つだけです」(加藤有理香さん)
おなじみの応援メニューが完成
瀬戸市内はすでにお祝いムード…? 尾張瀬戸駅前の「喫茶スマイル」では、すでに応援メニューが完成していました。 “末永く八冠でいられますように”という思いを込めた応援メニュー「スマイル末長~パフェ」(888円)。八の字に巻かれた長さ50センチの虹色のグミや八個の白玉、似顔絵を描いたチョコパイがパフェに乗せられています。 「前回は多少不安がありましたが、今回は勢いで絶対勝ってくれるという楽しみで明日みんなでここで応援していきます。勝ちます!前回も信じて勝ってくれましたから」(喫茶スマイル 鈴木松子 店長)
杉本昌隆八段「いい状態で最終局を迎えられると思う」
大一番を前に藤井八冠の師匠、杉本昌隆八段は―― 「最近顔を合わせた時は表情も明るかったですし、いい状態で最終局を迎えられると思う。藤井八冠にはもちろん今まで通りの勢いのある将棋で勝ってほしい。そして伊藤七段もあと1番ですから本当にいい将棋を指していただいてタイトル最後どちらがとるんだろうというような将棋になってほしい」(杉本八段)