ノリスがスペインGPでキャリア2度目のPP!フェルスタッペン2番手、メルセデス勢3-4…VCARBはアップデート奏功せず、角田裕毅Q1敗退17番手|F1
2024年のF1第10戦、スペインGP予選が現地時間22日行われた。 現地カタルーニャはFP3、F2のレース1から引き続きドライでセッション時刻を迎えた。気温は24℃、路面温度は37℃となっている。 【動画】角田裕毅「えっ?通らなかったの!?」 予選Q1ラストアタックで手応えも、Q2進出ならず 18分間のQ1が始まり、VCARB勢は2度アタックを行うもタイムを思うように伸ばせず。ラストアタックでは3本目のソフトタイヤを入れて、Q2進出に懸けた。 ここで角田は1:12.985まで短縮するも、17番手でQ1敗退。本人はチーム無線で手応えがあったと明かすも、担当エンジニアからは「できる限りのことをやったと思う。でもネガティブ(Q1敗退)だね」と返答があり、今回持ち込んだアップデートが完全に裏目に出る形となっている。 Q1で敗退となったのはケビン・マグヌッセン、角田、ダニエル・リカルド、アレクサンダー・アルボン、ローガン・サージェントの5台だった。 続くQ2ではトップ集団が1分11秒台に入れる中、当落線上は1分12秒1前後の争いに。結局10番手に入れなかったのは、地元のフェルナンド・アロンソ。バルテリ・ボッタス、ニコ・ヒュルケンベルグ、ランス・ストロール、チョウ・グァンユの5台だった。 トップ10のグリッドを決めるQ3では、最初のアタックでマックス・フェルスタッペンが1:11.673で周回し、ここでのトップに立つ。そして10人のドライバーは残り2分を切ってラストアタックへと入っていった。 フェラーリ勢がフェルスタッペンとのタイムを0.1秒以内まで詰めるも、その後フェルスタッペンはタイムを1:11.403まで短縮する。 だが後からアタックしたランド・ノリスがそのタイムをさらに上回り、1:11.383でポールポジションを獲得した。ノリスは2021年のロシアGP以来、キャリア2度目のPPとなっている。 2番手は0.020秒差でフェルスタッペン。3番手ルイス・ハミルトン、4番手ジョージ・ラッセルとメルセデス勢が2列目を占めた。 5番手チャールズ・ルクレール、6番手カルロス・サインツと、フェラーリ勢が5-6となっている。 7番手ピエール・ガスリー、8番手セルジオ・ペレス、9番手エステバン・オコンと続いた。オスカー・ピアストリはQ3のアタックラップで痛恨のオーバーランとなり、タイムなしの10番手という結果だった。
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