「FBI:特別捜査班」シーズン5の先行独占配信スタート これまでのあらすじと共に新シーズンの見どころに迫る
「シカゴ」シリーズや「LAW & ORDER」シリーズなどを手掛けるヒットメーカー、ディック・ウルフが製作総指揮を務めるアメリカの人気ドラマ「FBI:特別捜査班」。2018年に放送が開始されると、2018-2019年新作ドラマで視聴者数No.1に輝いた。動画配信サービス・Huluでは、9月21日より本作のシーズン5が先行独占配信中。そこで本記事では、本作のこれまでのストーリーを振り返りつつ、シーズン5のあらすじや見どころを紹介していく。 【動画】多種多様な凶悪犯罪に挑み続けるFBIニューヨーク支局のメンバーたち ■人間味あふれる男女バディが登場する「FBI:特別捜査班」 「FBI:特別捜査班」は、アメリカの大都会・ニューヨークのFBI支局を舞台に、爆破やテロ、誘拐などさまざまな凶悪犯罪に挑むFBI捜査官たちの活躍を描いた、1話完結型の本格捜査ドラマ。 物語の中心人物となるのは、2人の特別捜査官。まず1人目は、数世代にわたり法執行機関に勤める家系に生まれ、正義感が強く優秀な捜査官・マギー。ジャーナリストである夫を亡くし、心に闇を抱えながらも懸命に働くマギーを、「ルーキーブルー」シリーズでも警察官役を演じたミッシー・ペリグリムが務める。 そしてもう1人は、陸軍士官学校卒業を経て麻薬取締局で2年間の潜伏捜査を経験したのちFBIとして採用された、アラブ系捜査官のOA(ジーコ・ザキ)。辛い偏見にさらされた過去を持ち、イスラム教徒のテロリストへの捜査でFBIのやり方に反発することもある人物だ。 そんな2人は男女バディとして活躍。通常のドラマで見られるコンビとはひと味違っており、彼女らは感情が先走ってしまうことも多く、人間味あふれるキャラクターとしてお互いに個人的な問題と葛藤しながら事件の捜査にあたっていく。 また、2人を見守りながら常に冷静な判断を下しチームを引っ張る女ボス・デイナ(セーラ・ウォード)の存在も大きく、ニューヨーク支局が一丸となって事件に挑む様子も迫力満点だ。 ■「FBI:特別捜査班」シーズン1~4を振り返る シーズン1では黒人ギャングの内部抗争によりアパートで発生した爆破事件や、身体を30カ所刺されて助けを求めてきた女性、上院議員の娘が誘拐されたり…と、毎話さまざまな事件が起き、何の罪もない市民が巻き込まれる。そんな中、マギーたちは市民を救うために立ち上がる。また、マギーの夫・ジェイソンの死が“他殺”だったことが明らかになり、マギーは自ら志願してその黒幕逮捕にも奮闘する。 また、シーズン2でもさまざまな事件を解決しながら、凶悪な犯罪に立ち向かう様子が描かれる。そして、シーズン1で中心人物だったマギーが潜入捜査に参加するためチームを離れ、特別捜査官として元証券マンのスチュアート(ジョン・ボイド)や、スチュアートの相棒・エミリーなど新しいキャラクターが加わり賑わいを見せた。 シーズン3では、マギーが無事にOAの相棒として復帰。新たに元ニューヨーク市警のティファニー(キャサリン・レニー・ターナー)をメンバーに迎えて新体制となったチームは、7年前にFBI捜査官を殺害した麻薬カルテルのトップに挑んでいく。 そしてシーズン4では、捜査中の事故でマギーが重体となり、タフで賢いニーナ・チェイス捜査官(シャンテル・ヴァンサンテン)がOAとコンビを組むことになる。そんな本シーズンの第1話は、スピンオフ作品の「FBI:Most Wanted ~指名手配特捜班~」と「FBI:インターナショナル」につながる最初のエピソードとして、トリプル・クロスオーバーを楽しむことができる。 ■シーズン5のあらすじ&見どころを紹介 このたびHuluで配信が開始したシーズン5では、第6話からマギーが復帰。また最終話となる第22話は、シリーズ通算100話に達するという記念すべきシーズンとなっている。 同シーズンでは、強力な爆薬・C-4が闇取引現場から強奪されるという事件が発生。FBIニューヨーク支局のメンバーは爆薬の行方を捜査する。その後も、質店で店主と市警の刑事が射殺される事件や、女性をターゲットにした連続殺人事件などに挑んでいく――。 また、チームリーダー・ジュバル(ジェレミー・シスト)が元妻との間の息子の大病に悩んだり、スコーラとニーナの関係が進展したりと、捜査官たちのプライベートも見どころとして描かれる。 さらに第16話は、「FBI:インターナショナル」シーズン2第16話、「FBI:Most Wanted ~指名手配特捜班~」シーズン4第16話との“2度目のトリプル・クロスオーバー”となっている。 Huluでは、「FBI:特別捜査班」シーズン1~5まで全話見放題配信中。