橋本環奈のコメディエンヌぶりを絶賛&仲里依紗は「頼もしい存在」 朝ドラ「おむすび」脚本家・根本ノンジが語る
橋本環奈が主演する連続テレビ小説の第111作「おむすび」(NHK総合・月~土、午前8時~ほか ※土曜日は1週間の振り返り)の放送がいよいよスタート。脚本を担当する根本ノンジが、橋本のコメディエンヌとしての才能や、姉を演じる仲里依紗の魅力について語った。 【画像】橋本環奈&仲里依紗の姉妹ショット 本作は、福岡県・糸島で農業を営む両親や祖父母と暮らしていた平成元年生まれのヒロイン・米田結(橋本)が、ギャル文化と出会ったことで、“ギャル魂”を胸にやがて栄養士となり、現代人が抱える問題を食の知識とコミュ力で解決しながら、縁や人をむすんでいく“平成青春グラフィティ”。初週は、金髪・ミニスカなどド派手ファッションに身を包んだギャルたちとの交流を通じ、結が“ギャル魂”に触れる姿が描かれる。
根本は、平成を舞台にするにあたり、ギャルを作品に登場させたことについて、「厚底ブーツで颯爽と歩く彼女たちを主人公にした方が、きっと新しいドラマになると思ったから」と語り、「平成のギャルはいろんな側面を持っていたので、悪いイメージを持つ視聴者も中にはいると思いましたが、それを超えるパワフルな力が彼女たちにはあると思ったんです」とその理由を紹介する。
脚本を書くにあたり、ギャル文化の監修をする“ルミリンゴ”ことRumi(板橋瑠美)とも話をしたといい、「ルミリンゴさんに聞くと、ギャルの子たちはとにかくポジティブだなという印象を持ちました。自分たちがポジティブに楽しんでいるからこそ、周りも共感してくれる。彼女たちを見ると明るくなれるし、元気になれる。それが一番の魅力だと思います」と語る。
根本自身は、ギャルについて「自分は20代の頃はギャルは怖いというイメージがありました」と明かしつつも、「僕自身はそこまでギャルに接することがなかったんです。彼女たちのバックボーンなんて知らず、お風呂にも入らずにたむろしている女の子たちってイメージを勝手に持っていました。でも、今、大人になって元ギャルだった人たちと会うと、『ああ、普通の子だったり、いろんな事情を抱えた子だったんだな』って思いましたね」と見方が変わったそうだ。