福岡空港「門限」で代替着陸の北九州空港、地上支援業務「事前に体制整えて」…福岡県が航空各社に要請
福岡空港行きの旅客機が午後10時までの「門限」に間に合わず、代替着陸した北九州空港から、目的地を変更する事案が相次いでいることを受け、福岡県は26日、航空各社に対し、北九州空港での地上支援業務について、事前に体制を整えておくよう要請したと発表した。要請は25日付。 【写真】福岡空港
航空会社の会合が福岡空港で25日に開催されたのに合わせ、県が各社に要請した。具体的には、北九州空港での給油体制の事前整備や、税関など関係機関への早期の連絡や相談を求めた。
昨年9月には、マニラ発福岡空港行きの旅客機が代替着陸した北九州空港で給油したが、「門限」に間に合わずマニラに引き返した。今年5月にもマニラ発の旅客機が北九州空港に代替着陸後、「門限」までに給油などが終わらず、関西空港に着陸する事案が発生していた。