「ストリートファイター」のケン、参道に登場 奈良・橿原神宮
人気格闘ゲーム「ストリートファイター」を生かした街づくりを進めている奈良県橿原市は、主要キャラクター「ケン」の銅像を橿原神宮の参道に10月までに設置する。近鉄大和八木駅前の「リュウ」、市役所分庁舎(ミグランス)前の「春麗(チュンリー)」に続いて3体目となる。 【写真まとめ】「進撃の巨人」銅像 地元の有志らがエレンらを磨く ケンはゲームの主人公リュウのライバルで、親友でもある格闘家。赤い道着を着て空手をベースにした格闘術を得意とする。銅像は台座を含めて高さ約160センチで、試合に勝ってVサインするポーズとした。制作費550万円は市内の企業4社の寄付で賄う。 2023年5月に始まったキャラの銅像設置は、ストリートファイターを手がけるゲームソフト大手「カプコン」(大阪市)と22年に締結した包括連携協定に基づく街づくり施策。ゲームを題材にした市のPR映像「よみがえる藤原京 時を駆けたファイターたち」(1995年)に登場する4キャラを銅像化しており、次は力士の「エドモンド本田」となる予定だ。【皆木成実】