元ヤクルトの青木宣親氏

26日（現地時間25日）開幕の米大リーグ・ワールドシリーズ（WS）を地上波で全試合生中継するフジテレビは25日、解説者を発表。夜帯にダイジェスト版を放送することも明かした。 今季は大谷翔平投手（30）と山本由伸投手（26）が所属するナショナルリーグ覇者のドジャースと、アメリカンリーグを制した名門ヤンキースが対戦。日本人選手の活躍のほか、大谷とアーロン・ジャッジ外野手（32）の両リーグ本塁打王対決などでも注目を集めている。 フジは生中継に加え、各日午後7時からダイジェスト版を放送。DeNAとソフトバンクが対戦するプロ野球・日本シリーズ第3戦を生中継する29日は午後5時48分からWSを放送する。 初戦は古田敦也氏（59）と福留孝介氏（47）が解説を担当。また、ゲスト解説として今季限りで現役引退した元ヤクルトの青木宣親氏（42）を迎える。 同局はこの日、定例会見を実施。放映権は民放の持ち回りのため、港浩一社長（72）は「フジテレビが当たり、とても幸運だった。歴史的な世紀の一戦を放送できることはうれしく、この仕事をしていて大きな喜び」と笑顔。「個人的にはドジャースが4勝3敗で勝ってくれたら」と願い、「野球好きな方は日本シリーズも両方見ていただければ」とPRした。