県内インフルエンザ患者932人、前週比42人増 2月26日~3月3日の1週間 国注意報レベル上回る
福島県内の82定点医療機関で3日までの1週間に確認されたインフルエンザ患者数は932人だった。定点医療機関当たりの患者数は11・37人となり、国の注意報レベルの10人を上回っている。県が6日、発表した。 県全体の患者数は、前週(2月19日~25日)の890人より42人多い。定点医療機関当たりの患者数は0・52人増えた。保健所別に見ると、会津が19・10人で最多となっている。 県によると、県内では主流がA型からB型に変化しており、3日までに確認された患者数の約9割がB型となっている。県は「一度感染した人でも再感染する可能性がある」とし、基本的な感染対策を呼びかけている。 ■新型コロナ感染813人 前週比31人減 3日までの1週間に県内82定点医療機関で確認された新型コロナウイルスの新規感染者数は計813人で、定点医療機関当たりの感染者数は9・91人だった。前週(2月19日~25日)の10・29人より0・38人少なかった。県が6日、発表した。
保健所ごとの感染者数は【表】の通り。県全体の感染者は前週の844人より31人少なかった。年代別の割合は10歳未満が25・7%で最も多く、10代は16・2%。10代以下が全体の約4割を占めている。 県はさらなる感染を防ぐため、場面に応じたマスクの着用や、小まめな手洗い、換気の実施などを呼びかけている。