低調な結果に終わったペレス（ロイター）

　F1レッドブルで不振のセルジオ・ペレスが、またまた低調なパフォーマンスを露呈した。 　イタリア・グランプリ（GP＝9月1日決勝）のフリー走行3回目が31日に行われ、今季不振が続いているペレスはエンジントラブルもあって、まさかの18位に沈んだ。 　ペレスの母国メキシコでも悲観論が広まっており、放送局「FOX」メキシコ版では「ペレスの週末ではなかった。彼はモンツァの（フリー）3回目で18位に終わった。このメキシコ人はRB20（マシン）とコースの複雑さに苦しんでいる。（マックス）フェルスタッペンは改善したが、メルセデスやマクラーレンには及ばなかった」と低調ぶりを厳しく指摘した。 　F1の著名ジャーナリストであるビクトル・アバド氏も自身のSNSで「チェコ・ペレスはクルマに大きな不快感を感じていたため、ソフトタイヤでは良いラップを刻むことさえできなかった。レースペースでは彼らの方が優れていますが、予選では〝ネガティブなサプライズ〟になる可能性がある」と同日に行われる予選に向けて不安をズバリ指摘した。 　ペレスはこのまま沈むのか。復活の兆しはまだまだ見えない。