お菓子マスターの「記憶に刻まれたスイーツ」は?忘れられない「名店の逸品」
いま、この瞬間にも画期的なスイーツが生まれ、バリエーションが拡大中の日本のスイーツの世界。そのなかで自信をもって薦められるものとは何か?お菓子マスターたちが、目的と用途別に「推し」を教えてくれました。
【記憶にもっとも刻まれた味といえば…】「Sweets & Books キノシタ」レーズンバターサンド ●スイーツなかのさん(スイーツ芸人)のおすすめ
■毎回、口にするたびに感動を呼び起こすおいしさ 手作りのクッキーで、甘さ控えめのバタークリームをたっぷりサンド。「クッキー、バタークリーム、レーズン、三位一体の圧倒的なバランスのよさ。何度も食べているのですが、毎回そのおいしさに感動します」(なかのさん)
2,400円(10個入り) 【Sweets & Books キノシタ】 兵庫県豊岡市日高町国分寺24-1 営業時間/10時~18時30分(L.O.) 無休
「アルチザン・パティシエ・イタバシ」の絹フロマージュ ●平岩理緒さん(スイーツジャーナリスト®︎)のおすすめ
■選者の"同志"の代表作はこまやかな味わいのチーズケーキ 「東京・恵比寿『Q.E.D.CLUB』に在籍されていた板橋恒久シェフは、私がいちばんはじめに知り合いになった菓子職人であり、現在の仕事のあと押しをしてくれた"同志"。そんな彼の代表作です」(平岩さん)
3,200円(直径15cm) 【アルチザン・パティシエ・イタバシ】 茨城県結城市結城8782-5 営業時間/10時~18時(カフェ 11時~17時 L.O.) 定休日/月・火曜 撮影=大山克巳 sono(mame) スタイリング=加藤房子 渡辺陽子 編集・文=平田剛三(婦人画報編集部) 『婦人画報』2023年11月号より