松山城の土砂崩れ 20世帯への「避難指示」あすにも解除へ
南海放送
松山市は先月、松山城の城山で発生した土砂崩れ以降発令しているふもとの一部の地域への「避難指示」について、21日にも解除する方針です。 先月12日に松山市の城山で発生した土砂崩れを受け、松山市は現在、ふもとの緑町1丁目の20世帯33人に「避難指示」を出しています。 松山市の野志市長はきょうの臨時会見でこの「避難指示」について、市が進めている応急復旧工事の作業があす完了し一定の安全性が見込めるとして、あす午後にも「避難指示」を解除する見込みだと発表しました。 一方で、この地区については、すべての工事の完了までは、雨が降った時の避難情報の発令基準を通常よりも引き下げ、これまでより早い段階で「避難指示」を出すということです。 具体的には、土砂災害危険度情報で大雨注意報発表基準に達した場合に「避難指示」を出し、市が住民に電話で連絡することにしています。