朝日に映える「赤天山」 佐賀平野のシンボル、赤く染まる 佐賀市で今季最低気温を観測
佐賀平野のシンボルの天山が赤く染まる現象が、25日早朝に見られた。雪に覆われた山肌に赤みがかった朝日が差すことで現れる珍しい光景で、「赤天山」と呼ぶ人もいる。佐賀市でマイナス2・0度、白石町でマイナス2・9度を観測して今季最低気温を更新した中で、つかの間、暖かみを感じさせた。 佐賀地方気象台によると、前日までの寒波に加え、晴天による放射冷却が地上の熱を奪った影響で各地で朝方に冷え込んだ。今後30日までは朝晩の寒さが続くが、日中は最高気温が10度以上の日が続くと予想している。(写真と文・中島克彦)
中島克彦