最も集客したクラブは? Jリーグ観客数ランキング21位。4年で6000人ダウン…。首位陥落でJ1昇格も叶わず
明治安田生命Jリーグは2023シーズンの全日程を終えた。長いシーズンの中でそれぞれのクラブに紆余曲折があったが、シーズンを通して最も多くの観衆を動員したクラブはどこなのか。J1~J3の全60クラブのホームゲーム入場者数を集計してランキング形式で順位ごとに紹介する。
21位:大分トリニータ ホームスタジアム:レゾナックドーム大分(収容可能人数:3万1997人) 平均入場者数:9202人 2002年FIFAワールドカップの会場(当時の名称は大分スポーツ公園総合競技場)にもなったレゾナックドーム大分をホームスタジアムとする大分トリニータは、1試合平均9202人を動員し、J2で4番目に多くの観客を集めた。 J1昇格を目指してスタートした大分は、2023シーズンのリーグ戦で好発進。ホーム開幕戦の第2節・東京ヴェルディ戦で1万5705人の大観衆がスタジアムに入ると、第3節・栃木SC戦と第7節・ジュビロ磐田戦でも1万人を超えた。第9節まで7勝1分け1敗という成績で、首位に立っていた。 しかし、第10節から3連敗を喫するなどして、順位が下がると、客足にも影響した様子。その後は1万人を割ることがほとんどだった。第15節のロアッソ熊本戦は1万2096人が入ったものの、「九州ダービー」という地理的な影響が大きいとみるのが妥当だろう。 新型コロナウイルスの影響が出る前の2019シーズンは、J1で1試合平均1万5347人の観客が入っていた大分。J1で9位だったシーズンとJ2で9位だったシーズンを比較するのは難しいとしても、6000人超の減少は大きな差と言えそうだ。
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