城福浩監督、東京ダービー勝ち切れず悔しさ露わ…課題とする試合の締め、改善点は「監督の采配」
東京ヴェルディを率いる城福浩監督が、“東京ダービー”後のフラッシュインタビューに応じた。 【動画】染野唯月が右足ボレーでゴラッソ! 東京Vは13日、明治安田J1リーグ第8節でFC東京と対戦。J1の舞台での東京ダービーは16年ぶりとなり、“昇格組”として臨む東京Vとしてはプライドを示すべく臨む一戦となった。 東京Vは28分にPKから先制し、33分に染野唯月が芸術的なボレーを沈めて加点。前半終盤には安斎颯馬が2枚目の警告で退場になり、数的優位を得られることとなった。しかし68分、途中出場の遠藤渓太に1点を返されると、後半ATにも遠藤のこの日2点目となるミドルを突き刺されて同点に。2-2のスコアで試合を終え、勝ち点3を逃す形となっている。 試合後、城福監督は「勝たせられなかったですね。サポーターには悔しい思いをさせました」と悔しさを露わに。試合の締めの部分を課題に挙げた。 「だからこそ勝ち点3をとりたかったので。(試合の)クローズのところは本当に学んでいかないといけないし、選手層を厚くしていかないといけないなと思います」 また、これまでも課題としてきたクローズの部分について、問題点をさらに問われた指揮官は「監督の采配でしょうね」と一言。今回のダービーでは内容面で優位に運ぶ場面も目立っていたが「だからこそ勝たないといけない」と語った。 東京Vは8試合消化時点で2勝1分け5敗の15位と、昇格組としてはまずまずの立ち上がりを見せている。それも直近5戦無敗と調子を上げているが、悔しさを全面に出している城福監督のここからのチーム強化にも注目が集まる。