<ベルサイユのばら>劇場版アニメ 黒木瞳がナレーション担当 主題歌は絢香 本予告にメインキャストの歌声も
池田理代子さんの名作マンガが原作の新作劇場版アニメ「ベルサイユのばら」(吉村愛監督、2025年1月31日公開)で、俳優の黒木瞳さんがナレーションを担当することが明らかになった。元宝塚歌劇団トップ娘役の黒木さんは「宝塚との出会いは『ベルサイユのばら』でした」と話し、「物語に心奪われて、パリに行く度にベルサイユ宮殿を訪れました。『ベルサイユのばら』の魅力は史実だけではなく、その時代に生きた1人1人の登場人物にスポットを当てて人生や愛や苦悩を描いたところだと思います。この度はナレーションという形で参加させていただいたことを大変光栄に思っております。史実とフィクションを交えた物語は後世に残る愛ある作品です。何度でもご覧いただきたいと思います」と思いを語っている。 【写真特集】劇場版「ベルばら」 美しきオスカル マリー・アントワネットの涙 カット公開
シンガー・ソングライターの絢香さんが、今作の主題歌「Versailles -ベルサイユ-」を担当することも発表された。絢香さんは「半世紀を超えてなお世界中の人々に愛され続ける名作『ベルサイユのばら』。その劇場アニメ版主題歌『Versailles -ベルサイユ-』の作詞・作曲を担当させていただいたことを、心より光栄に感じております。激動の時代を生き抜く登場人物たちの勇気、純粋な愛、そして力強さの中に潜むはかない運命に深く心を打たれ、その思いを音楽として表現すべく、一音や一言すべてに心を込めて制作しました。この不朽の名作にまた新たな1ページが加わる中で、作品と共にファンの皆様には楽曲も楽しんでいただけたらと願っております」と話している。
澤野弘之さんが手掛け、メインキャストが歌う15曲もの挿入歌が流れる本予告がYouTubeで公開された。
「ベルサイユのばら」は、1972~73年に「週刊マーガレット」(集英社)で連載された池田さんの名作マンガ。18世紀後半のフランス革命の時代、男装の麗人オスカルと、隣国オーストリアから嫁いできた純真無垢な王妃マリー・アントワネットらの愛と人生が美しく描かれた。