「離婚はダミー」羽生結弦だけじゃない…赤西仁、三浦春馬さんにもあった”暴走ファン”とその「脳内」
プロフィギュアスケーター・羽生結弦の離婚はマスコミ報道とともに、一部過激ファンの〝行き過ぎた行為〟にも焦点が当たることになった。 【思わず二度見!】羽生結弦と”噂の”メドベージェワが「愛の絵馬に書いた衝撃の中身」写真 羽生は11月17日深夜、Xを通じて離婚を電撃発表。お相手のAさんとは8月に入籍したばかりだった。 羽生は離婚理由について 「現在、様々なメディア媒体で、一般人であるお相手、そのご親族や関係者の方々に対して、そして、私の親族、関係者に対しても、誹謗中傷やストーカー行為、許可のない取材や報道がなされています。生活空間においても、不審な車や人物に徘徊されることや、突然声をかけられることもあります」 と告白。続けて 「このような状況が続いていく可能性と、一時改善されたとしても再びこのような状況になってしまう可能性がある中で、これからの未来を考えたとき、お相手に幸せであってほしい、制限のない幸せでいてほしいという思いから、離婚するという決断をいたしました」 とつづった。 羽生のコメントを読む限り、伏せておきたかったAさんの素性が一部メディアによって暴かれたことが、離婚原因の一端になったと主張しているように映る。たしかに、ストーカーまがいの取材は“一線を越えている”と言われても仕方がない。 一方でテレビやスポーツ紙など、大半のメディアは「フィギュアスケーター羽生結弦」のみを取材し、Aさんについては一切触れて来なかった。羽生の離婚声明はそうしたルールを守ってきたマスコミまでも「まとめて悪い」という印象を与えかねない。
「あれでうちにも誹謗中傷が飛んでくるようになった。一部のファンは『マスコミが悪い』と断定していて手がつけられない。横のつながりも強固なので、少しでも気に入らない文言があると、SNSで拡散され、集中砲火を受ける。思い込みが強く、書いてある内容から飛躍した話で攻撃してくることもある」(スポーツ紙記者) 実際、その“思い込み”が災いし、事件も起きている。 今年9月、羽生の応援サイトを運営していた千葉市在住の女性が、とある人物をサイトで繰り返し中傷したなどとして、愛知県警から名誉毀損などの容疑で書類送検された。 捜査関係者によると、女性は’21年頃から、自身が運営する羽生の応援サイトで、名古屋市内に住む40歳代女性のSNSのアカウント名を示して 「羽生選手を脅迫している」 「殺人未遂に問うべき」 などの虚偽投稿を繰り返していた。 被害に遭った40代女性はSNS上で趣味の手芸作品の投稿をしていたが、加害女性は羽生の衣装制作を手掛けた人物だと思い込み、 「けがを誘発する衣装で、羽生選手の演技を妨害した」 などと主張。被害女性のアカウント名とデザイナーの名前が似ていたため、女が誤解した可能性があるという。 「異性のファンが多い有名人には、この手のトラブルはつきもの。羽生さんは離婚コメントで誹謗中傷に触れていますが、これはマスコミというより、Aさんに対するネットの書き込みを指すのではないか。汚い言葉で人格攻撃するものもありましたから」(同・スポーツ紙記者) 人気商売であるがゆえに、過激なファンは一定数生まれてしまう。これは羽生に限らず、ジャニーズタレントや、亡くなった俳優・三浦春馬さんの例を見ても明らかだ。 「元KAT-TUNの赤西仁さんが結婚した際には、局に電話をかけてきて『仁は私と結婚しています。メイサさんはダミーです。今すぐ放送を中止してください』と訴える女性が複数いました。 羽生さんの離婚でも、そもそも結婚自体をガセと言う人や、離婚は形だけで『本当はまだ夫婦関係が続いている』という主張も見受けられます」(テレビ局関係者) 俗に言う「ヤバいファン」ではあるが、対処法を考えようにも、まともな理論が通じる相手ではない。一部ファンの暴走が、さらに羽生を追い込んでしまったのかもしれない――。
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