連勝途切れたブレイブルーパス、自信と勢いは失わず、さらに上へ。ダイナボアーズは進化を勝利に結びつけたい
負けた前節のスティーラーズ戦でも、相手を振り回すシーンは少なくなかった。その証拠に、相手は緑のジャージーにテンポよく攻めさせないため、ブレイクダウンに猛圧力。結果、反則数はダイナボアーズの3に対しスティーラーズは20もあった。
ただ、得点は勝者の43に対し、ダイナボアーズは14。SH岩村昂太主将は、「自分たちのスタンダードを一貫して出し続けることが大事。攻め込んでもミスをしてしまい、(相手の反則を)得点に変えることができなかった」と話した。
トライラインは遠くない。日常くり返しているハードワークを試合でも遂行し、全員の力を結束させたらブレイブルーパスを昨季同様慌てさせることができる。 舞台も、同じ秩父宮ラグビー場。ふたたびドラマを見られるか。
田村一博