未来のスペイン女王は「真っ白なスーツ」 スペイン国王一家、2023年のクリスマスカードを公開
ヨーロッパ各国の王室のファンたちにとって、毎年12月は最も楽しみな時期かもしれません。それは、各国のロイヤルたちが年末のホリデーを前に、家族の写真を使ったクリスマスカードを公開するためです。 【写真】今年のハイライト! 18歳になったレオノール王女、軍服姿で国旗にキス スペイン王室も、私たちの期待どおり素敵な写真を公表してくれました。クリスマスカードに使用されているのは、レオノール皇太子が18歳となり、スペイン議会で憲法への忠誠を誓った誕生日(2023年10月31日)に撮影された1枚。
カードには「国王王妃両殿下、アストゥリアス皇太子殿下、ソフィア王女殿下より、クリスマスのご挨拶」と記されています。 「立太子の宣誓」によって、アストゥリアス皇太子のほかジローナ女公、ヴィアナ女公の称号も持つレオノール皇太子は、父の国王フェリペ6世の法的な後継者となりました。国王の不在時には、国家元首の代行を務めることになります。
また、皇太子は王位を継承すれば、1833年から1868年までスペインを統治したイザベラ2世女王以来の、“君主としての”女王(クイーン・レグナント)となります。 クリスマスカードに写る国王一家は、ブルーとホワイトをテーマにした装い。議会で宣誓を行った日、レオノール皇太子は真っ白なスーツ姿でした。母のレティシア王妃は、「キャロリーナ ヘレラ」のブルーのドレスを着用。16歳になった妹のソフィア王女は、この2色を用いたフローラルのドレスをまとっています。国王は、クラシックなスーツにブルーのネクタイを合わせました。 スペインの国王一家の2022年のカードには、厚手のセーターを着た皇太子と王女が2人で並ぶ写真が使用されていました。セーターはどちらも、レティシア王妃のお気に入りブランドのひとつ、「ザラ」のものとみられます。
2023年はスペイン王室にとって、重大なイベントが多い1年になりました。毎年恒例の王室の行事に加え、レオノール皇太子の節目の年であったほか、フェリペ国王とレティシア王妃はイギリスのチャールズ国王とカミラ王妃の戴冠を祝福するため、世界各国の君主とともに、ロンドンで行われた式典に出席しました。
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