「出生前診断」について学ぶ 長野赤十字病院 連携施設の申請を前に【長野】
長野赤十字病院は妊婦の血液検査で胎児の染色体異常を調べる「出生前診断」について、勉強会を開催しました。 出生前診断はダウン症など3つの染色体異常を調べられる検査です。 信州大学が2022年に基幹病院に認定され、県内には3つの連携施設があります。 長野赤十字病院も日本医学会の運営委員会に申請する準備をしていて、妊婦に寄り添い十分な相談サポートができるよう体制を整えています。 勉強会では信大病院遺伝子医療研究センター長の古庄教授が講演し、「障害の有無に関わらず安心して子どもを生み育てられる社会をつくる必要がある」と話しました。 長野日赤では来年度から出生前診断を希望する妊婦の受け入れを開始する予定です。