日本一バズった元上智大生、東京の自宅に帰宅 投稿動画で一時険悪に… 『HASHTAG HOUSE』6話
人気インフルエンサー10人が共同生活を送りながら、それぞれのSNSスキルを競い合うバトルゲーム・リアリティショー『HASHTAG HOUSE(ハッシュタグハウス)』(ABEMA)。メンバーは、全員共有のSNSアカウントを用いて、個人戦・ペア戦・チーム戦に挑戦。番組側が与えた、投稿再生数やフォロワー数などのミッションを達成していき、最終的な総獲得ポイントで、勝者と脱落者を決定する勝ち抜き戦が繰り広げられる。 【写真】“あざとかわいい博多弁”でブレイクした若手女優・那須ほほみ「一位になりたい」 以下より、1月11日放送の6話から見どころを紐解いていく。細かなネタバレもあるため、ご注意いただきたい。 ・グループ対抗YouTube対決、世紀の泥試合に “沼”と“神”のコメント数を競うも結果は? 兵庫・淡路島での共同生活も間もなく終盤。前回の“縦型ペア動画対決”に続き、今度は“グループ対抗YouTube対決”として、2組に分かれての長尺動画バトルをすることが発表された。グループ分けの方法は、くじ引きで2名のリーダーを決めた後、それぞれがドラフト制で残りメンバーを指名していくというもの。結果は、次の通りとなった。 ⚪︎チーム 那須ほほみ ジョージ、かとゆり、ロイ ⚪︎チーム ふかわ。 ゆうぴーまん、ぴょな、おだけい、元之介 動画投稿の際には、いくつかの条件も。まずは、両チームとも代表者によるキックターゲットで、ふたつの“特定ワード”を決定。このワードはそれぞれ、サムネイルでの使用とコメント欄で視聴者から引き出すよう定められており、今回のバトルでは後者のコメント数を競い合うのだという。チーム那須は、サムネイルは“号泣”で、コメントが“沼”。チームふかわ。も順に、“緊急”と“神”が特定ワードとなった。 また、キックターゲットの際には両チームともサッカー経験者が選出され、ジョージが狙うと宣言した枠を、まさかのゴールを通り抜けた裏から撃ち抜くミラクルショットを披露したり、ふかわ。が連続で2枚抜きをしたり。なんとも見どころ豊富だったはずなのだが、企画の盛り上がりが最高潮に達したのは、本当にここまで。 実際の動画について、チーム那須は恋愛をトークテーマに、再生数が伸びやすいという深夜の爆食企画を投稿。いわゆる“沼恋愛”に絡めながら、本人たちもしきりに“沼”と連呼する異様な空気感に仕上がっていた。一方のチームふかわ。だが、こちらはおだけいプロデュースの下、全員が神のコスプレをして街ブラをするという、“大スピり”迷作動画を制作。普通に考えれば、なにを血迷ったのか……と思ってしまう内容だったが、このバトル自体の立て付けを考えれば、いささか仕方がないものである。 だが、当時まだ番組の存在すら明かされていない視聴者からしてみれば、そんなの関係ない。各グループのメンバー構成から企画の内容まで、本当に意味がわからない動画が唐突に投稿されるわけである。筆者もよく覚えているが、“こんなことなら辞めた方がいい”と、軽く炎上していたゆえか、あるいは動画内容を踏まえるに世紀の泥試合となってしまったためかは明言できないが、先週のオンエア時点ではこのYouTubeの制作過程が放送されると思っていたものの、どうやらそうでもないらしい。 こちらも“縦型ペア動画対決”と同じく、バトル結果は投稿から1カ月後に明らかに。ただ中間発表では、チームふかわ。の方。が優勢とのこと。そのご褒美として、番組側から板前つきの高級寿司タイムをプレゼントされる。初日の到着時から気になっていたダイニングバーに腰を下ろし、浮かれ酒に酔いしれるチームふかわ。。その光景を、日本一バズった元上智大生=かとゆりがガラス越しに唇をとがらせて羨ましがっていたのだが、あまりに表情の“バブみ”がすぎる。このシーンはぜひ、ABEMAプレミアムでの見逃し配信で確認を。 大切なのはここから。チーム那須は、自転車で買い出しに行ったコンビニ弁当をつつき、敗者の味を噛み締めながら、世界に愛されるメンズコーチ=ジョージを中心に現状をしっかりと分析。彼曰く、ユーザエンゲージメントの観点では、自分たちの動画は3分間を記録しているのに対し、チームふかわ。の方はたった1分間のみ。離脱ユーザの多さや新規コメントが停滞していることから、「この動画、そのうち回らなくなるよ」「これ最終的に勝つよ」と指摘するのだった。 一言で語るならば、単純なコンテンツの面白さであれば、あくまでチーム那須の方が上であり、近いうちにチームふかわ。を追い抜けるという算段である。はたして本当に、ジョージの読み通りとなるのか? ・MASHIHOがまさかの登場! かとゆり、那須ほほみの勝つ馬に乗る作戦は功を奏すのか? いよいよ、共同生活最後のバトルに突入。ショート、長尺動画ときて、ラストを飾るのは“SNS自由選択対決”。まずは、メンバーが一人ずつ、Instagram、YouTube、TikTokのなかから任意のメディアを決め、そこでの最終的な再生回数(Instagramの場合はいいね数)を勝負するのだという。投稿内容は、自身の企画であればメンバー以外のインフルエンサーとコラボするのも自由。単純に、自身が最も強いと信じられるコンテンツをぶつけ合え、というのが今回の趣旨である。メンバーが選んだSNSは次の通りだ。 ⚪︎Instagram ぴょな、ふかわ。 ⚪︎YouTube ジョージ、ゆうぴーまん ⚪︎TikTok かとゆり、ロイ、元之介、那須ほほみ、おだけい TikTok、圧倒的な競争率すぎる。逆に、ほかメディアはライバル1人に勝てばよいという、いわばブルーオーシャン状態となった。TikTok組においては、コラボ相手との親和性も考えて選んだという那須、全SNSのなかで最も盛り上がりそうという強者精神が垣間見えた、縦型動画の女王こと、かとゆり。さらには、これ以外に選択肢が見当たらなかったという元之介など、各々の背景はさまざまながら、今回の注目はやはり、かとゆり&那須だ。 というのも、このバトルで先陣を切り、韓国はYG Entertainment発の人気アイドルグループ=TREASUREの元メンバーであるMASHIHOをコラボ相手に迎えた那須。ハッシュタグハウスが所在する淡路島にMASHIHOを召喚すると、早々に彼のオリジナル楽曲でダンス撮影に励む。 この動画を投稿すると、本人も事前に覚悟していた通り、TikTok以外のSNSでも炎上騒動に。国内テレビ番組におけるMASHIHOの登場がレアなことも影響してか、那須が「本気で闘いにきてるから、一位になりたい」と闘争心を燃やせば、ファンも燃える。とはいえ、これも那須の計算のうちかもしれず、ハッシュタグハウスで過ごすぴょならも“そこも含めてだよね”と、納得する様子を見せていた。 そして、この騒動を首尾よく利用したのが、かとゆり。MASHIHOとのコラボ動画が投稿された頃、かとゆりは東京に戻り、いつメンでありカメラマンの“さなちん”ことさなと合流し、かとゆりハウスにて動画撮影を。ここで那須の動画がフィードに流れてきたことで、あまりの影響力に軽く凹みながらも、その驚き模様をそのまま自身の企画としてパッケージしたのである。勝ち馬には、乗るしかない。 もちろん、こちらには那須も反応。ハッシュタグハウスにて「違くない? これは」「もう嫌になってきた」と、やや嫌悪感を示していたが、周囲のメンバーから「作戦としては間違ってないよね」「そんなに気にしなくていいと思うんだけど」とフォローされると、一旦は気持ちを落ち着けられたようだ。かとゆり v.s. 那須という、それこそ全SNSの民が盛り上がりそうな対立構図を軽率に作るわけでもないし、それを望むわけでもないのだが、この一連の流れについて、那須は最終的に「ゆりちゃんはゆりちゃんらしい動画だったのかな」と振り返っていた。そんな彼女らを余所に、漢・ジョージは……。 なんと、24時間の無人島サバイバル生活に向けて、意気揚々と買い出しに。ハッシュタグハウスに戻ると、購入したキャンプ道具をバッグに収めているが……はたしてジョージよ、そんな装備で大丈夫か?
一条皓太