バスケ女子日本代表 五輪初戦はいきなりアメリカ 東京五輪決勝のリベンジマッチ 恩塚HC「きたな。3年間の成長をぶつけたい」
パリ五輪の男女バスケットボールの組み合わせ抽選会が19日(日本時間20日)、スイス・ミースで行われた。東京五輪銀メダルで、世界ランキング9位の女子日本は、アメリカ(同1位)、ベルギー(同6位)、ドイツ(同19位)と同じC組に決まった。 早速訪れたリベンジマッチに、指揮官の胸は高鳴った。日本は、1次リーグ初戦でいきなり東京五輪決勝で敗れたアメリカとの対戦が決定。都内で取材に応じた恩塚亨監督は「きたな、と思った。(初戦を)東京五輪決勝の次の試合と考えると感慨深い。3年間の成長をぶつけたい。当然、勝ちにいきます」と闘志を燃やした。 2月の五輪世界最終予選で日本は、FIBA公式戦で5戦全敗だったスペイン、格上のカナダを撃破し、3大会連続6度目五輪出場件権を獲得。パリ五輪では、東京大会以上に輝いたメダル獲得を目標に掲げる。 日本時間20日午前3時から行われた五輪抽選会。リアルタイムで中継を見た指揮官は「高ぶって寝られなくなっちゃいました」と、一睡もせずに午前7時からミーティングを実施したという。 五輪までは約4カ月。これまで通り「走り勝つシューター軍団」をチームコンセプトの軸に置き、加えて「総力戦もキーワード」と強調した。「このレベルが上がってる上で、チームのために戦えるか。(同組)3チームのゲームを分析しながら、戦うストーリーを台本にしたい」と力を込めた。