【山口県】[光市長選・光市議選]光駅整備やまちづくりの方向性争点 あさって告示・衆院選とトリプル選に
任期満了に伴う光市長選と光市議選(定数18)が20日(日)に告示される。市長選に新人3人▽市議選は現職15人、元職1人、新人6人の計22人が立候補を予定し、足踏み状態を強いられている光駅周辺整備やまちづくりの方向性などが争点になりそう。投票日は衆院選と同じ27日(日)で、即日開票される。 (山上達也)
市議予定候補者は「芳岡氏支持」と「未定」が同数
今回は市川熙市長の今期限りの引退表明に伴い、16年ぶりに新しい市長が選ばれることになる。新周南新聞社では市議選の立候補予定者22人へのアンケートで「どの候補を応援しますか」と考えを聞き、現職1人を除く21人が回答した。 市長選の立候補予定者3人のうち、前市経済部長の芳岡統氏と答えた人が9人だった一方で、前市議会議長の木村信秀氏や前市議会副議長の笹井琢氏を選んだ人はいなかった。ただ「決めていない」が7人▽「答えられない」が2人で、計9人が態度を明確にしておらず、複雑な前哨戦の一面を見せている。
トリプル選で投票率の行方に注目
20日は市長選、市議選の各候補者とも出陣式を開いて第一声を上げ、7日間の選挙戦の火ぶたを切る。衆院選とのトリプル選挙になったことで投票率がどう動くかが注目される。 本紙の取材に立憲民主党元職の平岡秀夫候補(70)は「志を同じくする候補者と連携したい」▽自由民主党前職の岸信千世候補(33)も「つながりやご縁のある候補者と一緒に戦う」と話していた。 9月2日現在の選挙人名簿登録者数は4万1,505人。問い合わせは市選管(0833-72-1597)へ。市長選の各陣営の出陣式は次の通り。