海外初となる仮面ライダー展は香港で開催

　仮面ライダー生誕50周年を記念したイベント「●面超人 50 週年紀念展（KAMEN RIDER 50 YEARS EXHIBITON （邦題「THE仮面ライダー展 in 香港」）が9月28日、香港で開幕した。会場は尖沙咀（Tsim Sha Tsui）のINCUBASE Arena（1/F., Anima Tokyo, 30 Canton Road, Tsim Sha Tsui, Kowloon, Hong Kong、TEL 3565 2505）の区画で展開する。（香港経済新聞） 【写真】仮面ライダーギーツの桜井沙羅役で出演した志田音々さんもオープニングセレモニーに登場 　仮面ライダーは日本では1971年にテレビ放送開始。それまでのヒーロー像とは異なり、悲しみや孤独を背負い戦うという人間味あふれる等身大のヒーローというコンセプトが、子どもから大人まで支持されてきた。香港では、初代仮面ライダーが日本の放映から3年後の1974年に麗的映聲（ATVの前身）で放送されたのが始まり。1975年～1977年に仮面ライダーV3が放映されたが、そこで一度途絶えた。その後、仮面ライダーBLACKが1990年からATVで放送され、2004年の仮面ライダー龍騎からの各ライダーは無線電視（TVB）で放送され、2018年の仮面ライダービルドからは現在まではViuTVで放送されている。 　同イベントは2022年の名古屋を皮切りに福岡、札幌、東京、静岡、大阪、宮城、埼玉で開催し、先月8月25日までは鹿児島で開催した。50周年記念イベントでは初の海外となったのが香港だが、オープニングセレモニーには仮面ライダーギーツの桜井沙羅役で出演した志田音々さんが登場した。 　仮面ライダー展の香港開催を記念して、仮面ライダーブレイドは国際金融中心2期（2IFC）など、いくつかの仮面ライダーは香港の景色を背景にした特別ポスターを展示し、記念撮影もできる。 　イベントでは、仮面ライダーの歴史が分かるほか、昭和、平成、令和時代の各ライダーの1：1の像を展示し、来場者を楽しませる。歴代仮面ライダーの変身ベルトと変身プロテクターのほか、衣装や小道具も展示。会場内でスタンプラリーも用意する。 　仮面ライダーをテーマとしたカフェも開設し、オムライス、ハンバーガー、カレーライス等のメニューを用意したほか、50周年記念のクッキーも販売。ソーダ系のドリンク注文客にはコースターを無料で進呈する。 　グッズでは、数量限定の仮面ライダーのデザインが施された八達通（Octopus）やキーホールダーなどを販売している。 　開催時間は10時～22時。チケットは、大人＝110香港ドル、学生＝88香港ドル。Incutix、UUTix、猫眼、Ctrip、Trip.com、01空間、セブン-イレブンで扱う。11月24日まで。