青森・むつ市の「中間貯蔵」県民説明会 搬出先や核燃サイクルに不安の声
青森朝日放送
使用済み核燃料の中間貯蔵施設に関する青森県民説明会が、立地するむつ市で開かれ、参加者からは燃料の搬出先などについて質問が相次ぎました。 むつ市にある中間貯蔵施設は、原発で使用した核燃料を再処理するまでの間、一時的に保管する施設です。 説明会では、事業者のリサイクル燃料貯蔵が使用済み核燃料の貯蔵期間は最長で50年間と説明し、県が安全協定書案に貯蔵期間を明記したことなどを説明しました。 これに対し参加者からは、搬出先が明記されていないといった意見や、核燃料サイクルを不安視する意見が出ました。 【参加者】 「本当に安全で安心なのか、市民も安心していないのが現状だと思います、今のところ」 【参加者】 「市や県が国策だからということを強く申していました。国策ならば必ず協定書に国も判を押すべきと考えています」 県民説明会は、4日と5日も開かれます。